魔法とテロリストと闘争でありふれた現代で天使の女の子を拾いテロリストと戦う話
すー・パーンプキーン・ターコ
第1話 女の子を拾った話
俺は今、混乱している。
何故なら、金髪の天使のような羽が生えた美少女が目の前にいるからだ。
「え〜っと…」
俺が話しかけるべきか悩んでいると、その女の子は口を開いた。
「△○∥'™£√%∪⊃≯⊅∩」
なんて?俺が戸惑いを隠せず、さらに動揺していると
「あっ…ここではこの言語は通じないんだった。お腹が空いたのでご飯を恵んでください!」
「とりあえず家来ます?」
「いくいく!」
彼女はそう言って首をブンブン振りながら俺の後ろを歩いて付いてきた。
自己紹介が遅れた、俺は水木。水木
と自己紹介をしていると家に着いた。
「俺は料理してくるから居間で静かに過ごしとけよ」
「はーい!」
大きな返事だ。というわけで俺はキッチンに向かった。ていうか俺は何故見ず知らずの人に飯を作ってるんだ?と考えたが考えても思い付かなかったので飯を作って持っていった。
ちなみに彼女は椅子に座って飯が持って来られるのをヨダレを垂らしながら待っていた。
俺は彼女に飯を渡し、テレビを付けた。そうゆると真っ先に出たニュースが目に映った。
「『こちら福岡の博多にある
「『いえいえ、
「『なるほど、本日は貴重な意見ありがとうございます。』」
この一連を見て俺はテレビのチャンネルを別のものに変えた。
「
「君も行けばいいじゃんか」
俺の横から彼女が飯を食いながら口を挟んできた。
「無理だよ。俺は
「『迷宮立ち入り許可証』?そんなものが必要なのか?」
「お前どこで生まれたんだよ…今じゃ全国共通だぞ」
俺が呆れたように言うと彼女は
「ごめ〜ん話忘れてた。私はカムル。この世界から約104個隣の並行世界から来た上位天使だよ。」
なに言ってんだコイツのような表情で彼女を見ていると
「そうなるのも無理はないよ。魔法が使える世界でもこんな話馬鹿げているからねw」
と彼女は言っていたが規模がデカすぎて正直良く分からん。バケモンってことだけはわかった。
「ところで迷宮立ち入り許可証ってのはどうやったら手に入るの?」
話変えやがった…まぁ話変えてくれたほうが俺的に助かったから良かったが…
「簡潔にまとめると迷宮全許可発行所ってところに行って迷宮に入っても「命を落とさないな」って実力を見せつけてようやく発行してもらえる。ちなみに完全に発行してもらわないと迷宮への立ち入りは禁止だ」
だいたいどの国もこんなふうにして発行されてるらしい。この地域も例外なく。
「それじゃ明日行こ!早いほうがいいと思うし」
彼女は突発的にそう言った。
「結構遠いんだよ、
俺の言った言葉に彼女は耳を傾けず就寝に就くのだった。
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