転生 ユーエムルーン家

「アカリはいいこだねぇ」

「夜泣きもしないし、」


 夜泣きしないのは当たり前でしょ、

 もう高2なんだし、って、

 誰?

 お母さんの声じゃない、

 目が開かない

 開かないと、


 ぱちっ

「あら、起きたの?」

「ふ、ふわああああ!?」

 変な声出たよ、

 誰だよこの銀髪美女

 美しすぎるわ

「ふふ、元気ね」

「あう!あうう!」

「あら、どうしたのかしら、いつもはこんなに暴れないのに」

「きっとお母さんが美人過ぎて暴れてしまうんだよ」

「またあなたは、仕事は終わったのですか?」

「む、終わっていない!」

「威張るところじゃないでしょう、」

「はっはっは」

「それより、もうすぐ私たちのかわいい娘のミルクの時間ではないのか?」

 イケメンキターーー!

 なにこの美男美女夫婦

 眼福なんだが

 ん?

 娘?

 誰が?

「そうね、アカリ~ミルクの時間よ~」

 朱莉!?

 私の名前、ってことは、

 私がこの美男美女夫婦の娘ぇ!?!?

 あ、哺乳瓶だ

 おなかすいた、

「ほら、沢山飲みなさい」

「んくっんくっんくっ」

「よしよし、いい子ね」

 そういわれながら、背中をとんとんされる

 え!?

 まさか、

 嫌だ!

 こんな年になって、






 げっぷ!?


「あら、いつもはすぐ出るのに」

「んん~~~!!」

「我慢しなくていいのよ?」

 無理です、我慢させてください

「ほら、」

「けぷっ」

 してしまった、、、

 恥ずかしい、

 16歳にもなって、げっぷ、

 しかも人前で、、、

 あ、でも、今赤ちゃんだから、0歳?

「よくできました♬」

「ううぅ」

 笑顔がまぶしいっ

「よく飲めたな!さすが俺の子!はっはっは」

 イケメン~~~!


 っていうか、どんどん順応してるんだけど、

 もしかしてあれかな?

 子供は乾いたスポンジみたいに、

 ぐんぐん吸収するってやつ

 あれかな?

 うん、あれだ(諦)


 それより、

 おなかいっぱいで眠くなってきた、

 おやすみなさい、、、








 次の話に進みますか?

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