領地編

新たな家族

 領主の城の屋根を壊してから一週間、元気達は平和な日々を過ごしていた。

 問題と言えばエルフ達がミールのせいで娯楽に興味を持ってしまった位だろう。

 娯楽の無い森の生活に本やゲームといった嗜好品はクリティカルヒットしていた。


「元気様!水汲み終了致しました!」


「あぁ、イケメンいつもありがとう」


「いえいえ、元気様にはいつもお世話になっていますので……あの、それで今週の分を頂いても宜しいでしょうか?」


「あぁ、そうだったね、皆で仲良く読んでね」


「はい!ありがとう御座います!」


 目を輝かすイケメンに漫画を渡すと子供の様に喜んで森へと帰って行った。

 今回はセフレカセブン、前回は江波だった。

 江波を渡した後森の地下に某基地を再現してしまったエルフ達は現在、プラグスーツぽい物を着ており江波も三体保管済みだ。


 四体目は作ってはいけないと暗黙のルールが出来上がっており、カフォル君の神格化がなされている。

 森を抜けた先の平原で訓練と称して使徒チーム江波チームに分かれ皆で時々遊んでいる。

 使徒は毎回爆発させるのでストックは無い。


 今日はこの後、ポタンの勉強の時間である。

 エルフ時間で育って居たので三歳にしては成長が遅いなと思っていたのだが……。


「パパ?それはねこう読むんだよ?ちゃんと教えてくれなきゃポタンが困るでしょ?」


「あ、うん、ごめんね」


 一週間で文字や言葉、計算をマスターしていた。

 子供の成長は早いものである。

 エルフは脳の機能を百パーセント使える。

 そして知識欲が強いとユグドリアスが教えてくれた。

 ユグドリアスが言っていた通りポタンは見せる本や教材をスラスラ覚えていき、既に元気の学力を遙かに越えていたのであった。


「パパ、お腹すいた」


「そうだね、ご飯にしようか」

 魔法生命体エルフは知識を吸収したり、魔力を使う事や体を成長させる事で、空腹を感じるらしく子供であるポタンは最近良くたべる。

 美味しいご飯をポタンに提供する事で元気はパパポジションを確保していた。


 ポタンが六歩全書を読んでいる間に御飯の準備をしていると、家の玄関の扉をノックする音が聞こえた。


「誰だろう?イケメンはさっき来たし、フェルミナもミールもノックはしないし……」

 来客は異世界に来て始めてかも知れない。


「ママの知り合いかもだから、失礼の無いようにねパパ」


「あ!そうだねポタン、気をつけるよありがとう、ポタンはしっかり者だね」


 そういうとポタンは元気にニコリと笑う。

 あぁ、可愛いなぁもう!と思いながら元気は玄関のドアを開けた。


「失礼する……君が元気だな?私はヴァイド・アルカンハイト、会うのは二度目で良いのだろう?発光していた少年よ……」


 ヤバイ……居留守を使うんだった。


「あ、えっと、その節はどうも、今日はお日柄も良く……」

 どうしよう、屋根を壊してから一週間、謝罪に来ないことを怒りに来たのかも知れない。


「あ、あのですね、そろそろ謝りに行こうと思っていたのですがミリャナの仕事が忙しくて時間が中々……」


「パパ?お客様なら、家に入って貰ってお茶でもお出しするのがマナーでしょ?」


「あぁ、そうだねポタン、あの、狭いですが中へどうぞ……」

 ヴァイドは喋る幼児ポタンを見て驚いている。その背後にはメルディの姿があった。


「ご機嫌よう」


「ご、ご機嫌よう」

 メルディに挨拶をされ、元気も挨拶を返す。

 そして二人を席に案内すると、元気はお茶の準備をすることにした。


 一緒にメルディもついてきていたのでお菓子も準備しながら、ごきげんようという挨拶を初めてした事に少し感動していた。


 お茶の準備を終え席につくと元気は自己紹介を始める。


「あ、あの、じ、自分は元気と言います。ミリャ……ナさんの所に居候させて貰い家事や掃除、食事等を準備させて頂いております」


「元気というのか、まぁ、そう改まらなくて良い、話しやすいように喋れ」


「あ、ありがとう御座います……助かります」


 挨拶をしてみたが後が続かない。

 部屋の中に重い沈黙が流れる……。


「パパ、お茶を勧めないとお客様が飲めないでしょう?ここの世界の貴族様のルールは解ら無いけど、何かルールがあるんじゃ無いの?先に毒味をしてみせるとか」


「あぁ!そうか、ポタンありがとう」


 元気は、スーパーベイビーポタンにお礼をいうと、2人に向かってお茶を一口飲み、準備したクッキーをかじって見せた。


「どうぞ、おめしあがりください」


「気遣い済まない。見たこと無い食べ物だったので困惑してしまったのだ」


「ポタン様は賢いお子様なのですね。わたくし驚きましたわ!わたくしメルディといいますの、仲良くして頂けると嬉しく存じます」


「此方こそお目見え出来て嬉しいですわメルディ様、ポタンと申します、此方こそ仲良くして頂けると嬉しいです」


 ポタンが貴族言葉をマスターしている。

 貴族のお話しで覚えたのだろう。


「挨拶が後になってしまいましたが、領主様にも挨拶を私はポタンと言います。以後お見知りおきを」


「う、うむ。丁寧な挨拶で感心する。ヴァイド・アルカンハイトだ此方こそ以後、よろしく頼む……」


 貴族言葉を覚えなくてはポタンに置いて行かれてしまうと、内心で元気が焦っているとメルディの驚く声が聞こえてきた。


「まぁ!これは何という食べ物ですの!?とっても美味しいのですけれど!?お紅茶も何と言いますか、ほんわかとろりとしたお味で、とても気に入りましたわ!!!」


「どれ、私も……な、何だこれは……」

 その後、二人は無言でクッキーをむさぼる。所作は綺麗だが食べるスピードが早い。

 とても気に入って貰えたようだ。


「フフフ、パパは料理の天才なのですよ?」


「えぇ、ビックリ致しましたわ!メルディ様とお姉様は良いですわね。毎日こんな美味しい物がたべられて、羨ましいですわ」


 お菓子をあらかた食べてしまったメルディが恨めしそうに元気を見つめる。


「えっと、食べたくなったら、また食べに来てもいいですよメルディ様?」


「パパ?お気に召したのでしたら、またの訪問をいつでもお待ちしております。だよ」


「あぁ、なるほど。お気に召したのでしたら、またの訪問をいつでもお待ちしております。メルディ様」


「敬語で無くても構いません……呼び方もメルディで構いません。なので、また食べに来ても宜しいでしょうか?お兄様……」


 えぇ!!お兄様!?こんな可愛い子が妹に!!!良いのだろうか!?

 メルディの甘えた上目使いのおねだりに、元気はドキドキしてしまう。


「そ、そうかい?それは助かるよメルディ、可愛い妹のおねだりなら、いつでも大歓迎さ!まだあるから持ってくるね!」

 ポタンが少し冷めた目を向けているが、元気は気にしないことにする。

 そして新しく出来た妹。メルディの為に元気はクッキーのおかわりを台所へ取りに行く。


「私のも頼む」

 とヴァイドの声も聞こえたので一緒に準備する。

 その後、毒味をして見せようとしたら必要ないとヴァイドに言われた。


「本来は毒味が必要だが、私を害するつもりであれば其方は毒を盛る手間など必要は無いであろう?」


「い、いや怒られるかもしれないからって、毒を盛ったりはしませんよ」


 ポタンが何か言いたそうにしているが、何か諦めた様だった。


「あ、あの……謝罪にはミリャ……ナさんと一緒に後日伺う予定でありまして……遅くなってしまった事は申し訳ありません」

 怒られる前に謝ってしまおうと元気は先に謝っておく……こういうのは姿勢が大事だ。


「普段ミリャと呼んでいるのか、随分親しくしているのだな?私の前だからといって気を遣わなくて良い。その件もあるが、私の姪の所に居るお前が、どんな男か見に来たのだ」


 見知らぬ男が姪であるミリャナの所にいるのだ、叔父としては気になるのは当然かと元気は思った。

 ポタンが男を連れてきたら張り倒すかもしれないから解る。


「決してやましい事は無く、健全な関係を築いております!」


「膝まくらや、耳かきは健全なの?」


「ぽ、ポタン!?」


「ほほう、耳かきや膝枕か……」

 日頃からポタンは元気がミリャナに甘えるのが面白くないと思っていた。

 なのでヴァイドに告げ口をする。


「お、お姉様はおっとりしているように見えて大胆なのですね」


「い、いや、あの決してやましい気持ちではなくてですね!あのついと言いますか……あ、あの以後気をつけます……」


「無理矢理ではないのであろう?」


「も、勿論です!神に誓って!!!」


「神に誓ってか、恐ろしい事を……まぁ、それならいうことは無い」


 ポタンが不満そうではあるが怒られなくてホッとする。


「それで……其方は何者なのだ?あの巨人、あの姿、城の防壁魔法を突破し屋根を吹き飛ばした魔力、其方には聞きたいことだらけだ。それにミールは死んだはずだが、何故ここにいるのだ?」


 元気は確かに説明は必要だと感じた。

 なので今までのことをヴァイドに話すことにする。添い寝やおでこにキスして貰った事は内緒でだ。


「にわかに信じられんが……信じるしかないのであろうな……」


「俺も信じれていません」


「自分のことなのにか?」


「えぇ、だって殆ど巻き込まれて得た力ですし、エルフ達も押しかけて来ただけです。ミールの件はミリャへの恩返しで自分でしたことですけど……俺はミリャと平和に暮らせれば良いだけなのに……」


「ふむ、平和が望みならば、世界を救おうとか思わないのか?」


「世界の平和とかどうでも良いですよ。ミリャの平和が大事なんです。英雄とか世界とかは裏切られた時に捨てました。戦争が無いと困るお貴族様もいるみたいですし、誰かに恨まれてまでする気は無いです」


「冷めた考えだな」


「最初は何が何でも頑張って戦争を終わらせて、世界を救おうと思ってましたけど……今は、ミリャとポタンが居れば良いやと思ってます。勿論二人に何かあったら全力で動きますけどね」


「フッ、世界の平和よりもミリャとポタンの平和を守るか。随分と身勝手だな?」


「身勝手なのは戦争をしている人ですよ」


「それもそうだな、其方の思考は把握したが、其方には世界を揺るがす力があることは自覚しておいて貰わねば困るぞ」


「自覚と言われましても、裏切られて以来殆ど戦って無いですし……」


「そうか、本当に争い事が嫌いなのだな」


「争っても何の得も無いじゃ無いですか」


「そうか、そう思うか」


「はい」


「ふむ。其方の考えはわかった。それでは本題に入ろう。城の防壁だが、あれは代々領主が魔力を練って作り上げた物だ再生に二百年はかかる」


「に、二百年!?」


「魔族の王であっても壊すのに十年はかかるだろう、しかし其方は一撃だ。しかもミールがのっていた巨人……あれは魔力の結晶であろう?アレで一体で領地が一つ滅ぶぞ」


 確かに江波は強力だと思うが強度はそこまでなんだろうか?


「因みにアレを破壊するにはどれ位の力が必要なんですか?」


「詳しくは解らないが中央魔術師集団が束になったとしても、完全な破壊は無理であろうな。それに魔力の結晶なのであれば砕けた瞬間何が起こるか解らん。領地の真ん中で爆発でも起きてみろ。大変だとか言う前に領地毎無くなるだろうな」


 平原だから気にしていなかったが確かに使徒の爆発が町で起きたら大変である。

 もうちょっと遊ぶときは気をつけようと思う。


「でも、中央の魔法使い一人に俺は裏切られて死にそうになったんですよ?」


「それは魔力を使えなかった頃だろう?裏切りを懸念して扱いを教えなかったんだろうな。私は其方が生身で魔族と戦っていた事に驚くぞ」


「中央ヤバいですね」


「私もそう思うが、其方は他人事過ぎやしないか?」


「今はミリャやポタンがいるので怨んだりはしてませんし、その魔法使いも魔族にやられてましたし、もう良いかなと」


「其方は人が良すぎだ。私ならその力で中央を滅ぼしているぞ」


「そんなことしませんよ。さっきも言ったとおりミリャとポタンが居て毎日幸せなんです。あんな奴らとはもう関わりたくないですし、そんなことしたらミリャが悲しむでしょ?ミリャだって両親を連れて行った中央が憎いはずなのに、文句一つ言わないんですから」


「ふむ、其方の原動力はミリャナか……」


「そうです。ミリャとポタンです」


「そうか……」

 何かを納得したヴァイドはおもむろに立ち上がり元気に頭を下げる。


「其方のお陰でミリャナの笑顔が見ることが出来た。礼を言う……ありがとう」


 それにつられてメルディも一緒に礼をする。


「いやいや、そんな!俺もミリャには助けて貰いましたし、お互い様です!此方こそありがとう御座います!」

 両者でお礼を言い合いお辞儀をする。


「まったく、おかしな奴だ。これからもミリャとポタンを護ってやってくれ」


「勿論です!命に代えてでもミリャとポタンは護りぬきます!」


「あのぉ、お兄様……私の事は御護り頂け無いのでしょうか?」


 メルディが上目使いでお願いしてくる。

 異世界に来て身長が元気よりも低いという希有で自分を兄と称してくれる可愛い妹を護らない訳がない。


「勿論、護ってあげるさ!困ったらいつでもおいで!」


「あ、有り難う御座います!お兄様!」


「ママに言いつけてやる」

 嬉しそうにしているメルディに満足しているとポタンがボソッと呟いた。


「ぽ、ポタン!ち、違うよ?ほら、

 メルディはミリャの妹的な存在でもあるんだから、ポタンのお姉ちゃんでもあるんだ。だからパパが護るのは当たり前じゃないか?」


「お姉ちゃん?」


「お、お姉ちゃん!?」

 ポタンが少し興奮したメルディを見つめる。


「ぽ、ポタン様が宜しければですが、お、お姉ちゃんと呼んで頂ければ嬉しいですわ」


「本当ですか?では、早速……よろしくね。お姉ちゃん」


 ポタンがニコリとメルディへ微笑みかけるとフラフラッとポタンへメルディが近づき抱きしめた。


「あぁ、どうしましょう!はしたないとは思います。思いますがお許し下さい!無理!もう無理なのです!」


 反応がミリャナにそっくりだと元気は思った。何かが色々と噴出しているのだろう。


「ポタン、私のことはお爺様と呼ぶと良いぞ」


「はい、お爺様!これからよろしくお願いします」


「うむ!」


 満足そうにヴァイドは頷く。


「俺は何とお呼びすれば?」


「ふむ、そうだな……叔父上とでも呼んでおけ、ヴェルニカのことは、そうだな叔母上でいいか?そんな歳でもないが会ったときに話し合うが良かろう……まぁ、ミリャナを嫁にやるかは別問題だがな」


「い、いや、あの、そういうことはまだ考えてませんので……」


「なぬ?考えておらぬのか?ミリャナでは不満か?」


「い、いえ、そういう事じゃ無いです。ミリャは美人で優しくて、全然不満なんかありませんよ」


「ふむ、ならばミリャナに認められるように励むが良い」


「はい!叔父上!頑張ります!」

 元気に叔父さんと叔母さんと妹が出来たのだった。


「うむ、では次の話に移ろうか」

 ヴァイドは椅子に座り直すと真面目な顔つきになる。その顔に緊張しながら元気も席に座る。メルディは膝の上にポタンを抱っこして既に座っている。


「其方には、領主城の防壁の破壊と屋根の破壊の罪があるのだが、自覚はあるな?」


「は、はい……」


 和やかムードで忘れていたがそうだった。

 牢獄にでも入れられるのだろうか?


「領主への反逆や危害を加えた者は本来ならば死罪なのだ」


「死罪!?」

 元気はここが日本では無い事を改めて思い知る。

 どうしよう、ミリャナとポタンを連れて何処かへ逃走するか?

 孤児院の子供やシスターも連れて行けば、ミリャナも納得してくれるかもしれない。

 この際だ、妹になったメルディも連れて行くか?等と元気は考え始める。


「しかし、そんな事をしたら領地毎消滅されかねん」


「いや、流石にしませんよ」


「私ならする。他の誰でも、其方ほどの力があればそうするだろう。殺されるのだからやられる前に潰す。其方の人となりを知らない者からしたら、それ位の危険人物なのだ。自覚しろ」


「はい」


「そこで其方が敵では無いと、あの時いた城の騎士達に示す必要があるのだ。なので城の防壁の修復と城の屋根の修復代金を支払う事を命じる。防壁の修復の際には騎士達の前で行って貰うぞ」


「しゅ、修復は良いですが、屋根の弁償の代金は如何ほどでしょうか?」


「大金貨1枚程だったな」


 大金貨1枚約一千万だ。よし、夜逃げしよう!元気は即決した。


「本当は修理代金を請求しようと思っていたのだが、この家を見る限り魔力を使って金を稼いでいる様には見えんな。一体其方は毎日何をしているのだ?」


「えっと、ミリャに仕事をせずに家の事をしろと言われていまして……主に家事全般を……」


「それ以外の時間は?」


「ポタンの教育とか、孤児院の配給とか色々です……」

 ミールと遊んだり、フェルミナと遊んだり、エルフと遊んだりしている。とは言えなかった。


「ふむ、巷の神の噂も其方だったか……何故姿を隠してそんな事をしているのだ?」


「目立ちたくないと言いますか、ミリャの生活を脅かしたく無いと言いますか……」


 本当は最初バレるのが怖くてビビって逃げてしまったので、恥ずかしくてその後もコソコソしてしまっているだけだ。


「ふむ、そうか……確かに正体がばれたらミリャナの生活に関わるな」

 納得してくれたのでホッと安心する。


「理由はわかった。その事にも礼を言わなければな……ありがとう助かる。ここの様な小領地には孤児院に回す金を捻出するのにも大変なのだ」


「お役に立てたのでれば、良かったです」


「もちろん、大金貨の用意も大変だった」


「はい、すいません」


「金が無い時の対応も一応考えて来てある。正直に言えば、こちらの方にして貰えると助かるな。元気よ、其方傭兵団を結成しないか?」


「よ、傭兵団ですか?」

 お金を返すチャンスをくれるのも、傭兵団の響きが格好いいのも悪くは無いが、争いに巻き込まれるのは嫌だなぁ。と元気は思った。

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