第5話

『Hide4』

こんにちは


留守電、貴方の声、聴いたら我慢できなくなっちゃうって、わかってたでしょ?


貴方の唇、親切だよね


貴方の親切な指が濡れていたね、すぐに乾いちゃうって笑ってたね、浴衣より先にブラもショーツも床下イキだね、イキたいのも我慢ガマン、も親切の内、って貴方も笑ってたね、

せんこう花火、初めてだね、外行くの?

返事の代わりにイクだけだね、貴方も私も、

でも親切にも見せてくれて、嬉しいな、

今年は、良い夏だってね、ずっと待ち焦がれた?

返事の代わりに亀頭を溝にお迎え、だね、親切にも貴方の伸びた爪がクリちゃん刺激的、だね

どれくらい 時間が過ぎれば 貴方は本当に私のものになる?

いつまでも変わらない グッド・エンディングを 私は期待して

親切にも、中だし、夢の中だし、夢の夢の仲だし、覚めたら冷めたら、終わる関係、貴方の声、聴いたら我慢できなくなっちゃうって、わかってたでしょ?

流通社会じゃ 女は 商材になった、って、ヴァンパイアが狙ってるし

怖いこと、一つ一つ克服中、って、貴方の髭が、下腹部に当たってるね、親切にも剃りたてなのにね、頭髪…、あれ、頭髪だっけ?って、貴方笑ってた


愛してるよ

”あい“してるよ、の方が親切だった、かな


愛してる


チュ


またね

おはよう






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