第33話
とりあえず、カフェに誘った。奢りで
「私はね、愛されたったの、彼と」
「・・・」
「だから、一緒の大学に行きたいなんて当たり前じゃん。でも家族にそれで止められて」
「・・・」
何も言わないけど、めっちゃ自分から話すな夏さん・・・
というか、虐めてた相手なんだけど、俺なんてそれが理由で辞めたのに・・・
「それで、結局大学行くなって言われて、彼氏とも別れることになって」
「・・・はぁ」
「だから、私は辛いの!!辛かったの自殺したいほどに!!だからこんな気持ちあなたじゃ、わからないよ!!」
わからないな、愛されることなんて義母と前の母からは会っても他にはなかったし・・・
小学生の頃は友達は居たけど、愛情とかは違うしな
うーん。確かにわからない。
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