第31話
夏「・・・優じゃん。お久さ」
声は明らかな空元気・・・
そもそも、今は大雨の中で、体操座りで泣いてるなんて、
明らかに何かあった様子だ。
優「・・・」
だが、それを心配する程出来ている人間じゃない。
そうだったら、とっくに・・・
夏「・・・へぇー、アンタも私を見捨てるんだ」
・・・知らない。そんなこと言われても
夏【優くん。あんたいい加減春のお風呂を覗こうとしないほうがいいよ】
夏【うわぁ、痛そうだね。私もそこの傷をもっと深くしたい】
されたことも十分、ひどい・・・自業自得だ。
うん、知らないよ。
優はそうして、夏を去る。
_____
だが、結局優は心配になり、警察に連絡して、夏を少し遠くから隠れて見ていた。
すると、夏は覚悟を決めたように歩き出す。
優の判断は早く
「やめろ!!」
道路に出て自殺しようとした、夏を助けた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます