第30話

 その日は、義母さんに許可を貰いに久しぶりに家に来ていた。


 義母さんに頼んだ、春とは合わないように頼んだ。


 「・・・優」


「久しぶり義母さん」


 義母さんに抱きしめられる。


 「ありがとう家に来てくれて、そしておめでとう」


「うん、頑張ったよ。義母さん」


________



その帰りだった。俺はなんとかここまで誰にも会わずにこれたんだが、


「・・・」


 「・・・優?」


 そこに、泣いて座っている元クラスメイトの夏さんがいた

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