第27話

あれから、私達は高校を卒業した。


 秋には最後に


 「私は諦めないから」


と言われた。


 そう思うなら、最初からイジメに加担しなければいいのにと何様ながらに思った。



 大学の方は、とりあえず行かないで私は実質ニートになっている。


 お母さんも今年だけなら、事情も事情だし仕方ないと言ってくれた。


 

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