【水曜 08:55】義妹に虐められるほど嫌われていた。義兄として頑張っていたが18になり終わりが来て

少し復活したエアコン

第1話

母親が亡くなり、そして再婚するになった。


 そして、その時に義妹が出来た。


 「・・・怖い」


 人見知りをしているが、これからは義妹になるんだし、仲良くしないと思っている。




 だから俺は話しかけ続けた。



______


それから、中学生になり同い年の義妹も同じく中学生になった。義妹は前より俺に懐いてくれたが、同時に嫌味も言うようになった。


「・・・お兄ちゃん、臭いから・・・近寄らないで」


「・・・お兄ちゃん、友達に見られたくないから部屋に閉じこもってて」


______


そして、そんなまだ微妙な義妹との関係をトドメを刺すような事件が起きた。


 それは、父親が女性を襲い捕まったことだった。


_________


 俺は、義母が親戚に説得してくれたのでこの家に残ることになった。


義妹は、この事件のせいで犯罪者の家族として友達と距離を置かれてしまった。そして男に対する嫌悪感を本格的に抱くようになり、俺を目の仇にするようになった。


________


 学校が終わり、静かに家に帰る。そこには、俺を見瞬間人睨みしてくる義妹がいる。それから走って部屋に戻り、義妹の苦しむ声が聞こえてくる。


 「私の友達は、みんな私を怖いって、」


「男なんて、いなければ、いなければ」


義妹は元から前の義父に嫌なことをされたトラウマもあるようで、さらにダメージが大きいようだ。


 そして、これだけじゃない。


 義母「はぁー」


 最近は義母の様子も悪い。やっぱり事件からの噂のせいでよく印象を持たれているようだ。


 ________


高校生になり、引きこもりになっていた義妹は高校デビューを果たして人気者になっていた。


 対して俺は嫌われものだった。嫌われる理由は義妹が俺の変な噂をクラスメイトに流していることだった。・・・でも、俺を虐めて少しでも気が安らぐなら、それでも良いのかもと思っていた。


 なにより俺はこの家の為にバイトをしたいし


________


バイトを初めて、学校もある中でフルタイムで働いている。


 それ以外も、副業として、出来そうな仕事は可能な限り頑張った。



 おかけで、


 「・・・お金だけは、あるからね。アンタは」



義妹は金を俺から取りその金で楽しく遊べてる。


 中学は沢山苦しんだし、これからは楽しく過ごして欲しい。


 ________




その日、体が暑くなって、立てなくなった。


「何やってんのよ!今日給料日じゃん!!私はそのお陰で友達と旅行する筈だったのに、予定台無しじゃん」


「・・・ごめん」


「ごめんじゃないわよ!!あーもう、最悪!!アンタ今回の計画台無しにしたことを覚えてなさいよ」


__________


 直って学校に行った日、義妹とクラスメイトに呼ばれて、俺は暴力を振られた。


 病み上がりなのに、また倒れることになった。


 辛くて苦しかった。


 

 痛くて、痛みを我慢しながら、俺は思う。


 どうして、こんなに苦しまないといけないのだろうと・・・


元から、正直母が亡くなってから完全に立ち直ってないのに中学の頃の暴言は既に聞いていた。でもそれはまだ義妹辛かっただろうし仕方なかった。でも高校からの事件はそうじゃない。俺は関係ないし・・・でも、兄だからと頑張っていたつもりだった・・・


そして、気づく・・・結局自分で勝手に義妹を大切にしていただけだったと・・・



前から辛い時に何度も自問自答として、この答えになる。


・・・そして、また今日も義兄として頑張るのだ。











18になるまでは、



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よろしけば、星をお願いします。


なんと、39話まですでにあります。

一ヶ月分は投稿予定です!


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