38話


「…あのさ、優斗。まず、配信止めろ。」


「…ハイシンヲトメロ?」


優斗は混乱状態になっていた。なぜなら久しぶりに悠二と話をしたと思ったら突然ハイシンヲトメロと言われたからだ。朝から頭がパンクしかけている優斗は呆然とする。


優斗が目を点にしていると、悠二は優斗の肩に手を置き言う。


「そうだ。配信を止めるんだ。優、今生配信してるぞ。」


優斗はようやく状況理解する。


「…!えっ、えっ。配信ってあの配信?!どういう事、止めたはずなのに。…とりあえず、早く配信止めなきゃ!悠二はとりあえず中入って!」


優斗は自室に急いで入り、パソコンを見る。そして目を見開いて言う。


「う、嘘だ…!どうしてこんなことに?!」


優斗の中の平和が崩れていく音がする。 


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