気が付いたらダンジョン作る人になってたので最強の根城作ります。

厨房坊

今日も上司がうるさかった。こんな日は早く帰って酒かっ食らって寝るに限る。

「パッパー！」

車のクラクション？うるせぇなぁ…

ドゴォッッ

熱い…

車に当たったのか…

死ぬのか俺…

ごめん…母さん、父さん…

…なんだ？ふわふわする。目の前に女性がいる。ここが死後の世界…？

【違います。ここは浮世と現世の狭間…。同時に、いろいろな世界をつなぐ中間地点でもあります。あなたには今、二つの選択肢があります。一つは、このまま死ぬこと。もうひとつは、ほかの世界に転生し、二回目の人生を生きること。あなたは、どちらを選びますか？】

なんだ？冗談なのか？でも、今までの人生はひたすら上に頭を下げて働くだけの日々だった。それがやり直せるというのなら…

「俺は…もう一度人生をやり直したい…。頼む…」

【わかりました。では、あなたを転生させます。】

直後、まばゆい光が俺の意識を包んだ。

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