084 『商品名:きみの味噌汁が飲みたい』

「いつも料理が美味しいって言ってくれてありがとう」

「当然だ。作ってくれて嬉しいし、本当に美味いんだから」

「プロポーズで『お前の味噌汁が飲みたい』って言ってたから、味噌の種を残しておくわ」

「ありがとう」

「でも、味噌の自作発言があれば潰すから。あれは私と、私の会社が開発し商品よ」

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