057 願いの代償
『そなたの願いを言え』
頭の中に声が響く。
願いを叶える魔神を求め、世界中を旅した。
争奪戦は、俺の勝利で終わった。
「台風の進路が怪しいから、被害を小さくしてくれ」
『たやすいことだ』
「で、残りは?」
『あと四十二回だ』
…だって『願い事、百回にしてくれ』が叶うとは思わないだろ?!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます