不思議
星るるめ
不思議
いつかの何気ない不愉快
噛み跡残し絡まった言葉
うるさい点滅 冷たい手足
夜型ゆえの憂鬱な朝
親愛なる今までのわたしが
綺麗に消し去ったものすら
懐かしくよみがえるのは
思うより愛おしい記憶だからか
無意味で素晴らしい脳の作用か
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