御伽噺戦争・VR旅行記六十三回目

やあ、こんにちは。御伽噺戦争メルヒェン・クリーク・VR(メルクリVR)の旅行記の六十三回目だよ。


つ 大きな川と並行するように拓かれた帆船がいくつも見えるかなり広い港


今回はブルー・バードの港町、おそらくブルー・バードで一番栄えてると思う街を紹介していくね。


つ 木製の温かみのある家屋が乱雑に建てられているが、どこか活気も感じられる街並み

つ 比較的緑みのある海と帆船、波止場は石でしっかりと固められ、ゆるくカーブしながら数多の帆船の係留地として使用されているのがわかる


港町の名前は「リャートレンク」。

多分、他国でも「緑海りょくかいのリャートレンク」で有名だと思うんだよね。

今まで紹介してきたとおり、メルクリVRの世界の海っていわゆるコバルトブルーに近い、青みの強い海ばっかりなんだよね。

サンドリオンの海が遠浅で少し青みが薄いけど、それでも緑っぽくは感じない程度なんだ。

でも、リャートレンクはそんな国々の中で唯一緑みの強い海なんだよね。

どうも、リャートレンクの港がある辺りは植物プランクトンの量がよそより多いらしくて、それで緑に見えてるんだろう……っていう話だよ。

リャートレンクの波止場とかも、ちょっと海中を覗くと藻とか水草系がめちゃくちゃ多いから。

少し水深深めのところに行くと、比較的岸に近いところでもサンゴが生息してたりするから、そういうのが好きな人はおすすめかもね。

ただ、輸送船の発着がすごく多いから、遊泳許可区域内だけにしてね。

遊泳許可区域だと、いわゆるダイビングとかの装備も借りられるから。


つ 雑な地図、ブルー・バードの海岸の南側に大きな円が描かれ、ココ! とある

つ 上と同じ地図、大きな円の内、北と南、そして中央部に赤く塗られた場所がある


リャートレンクの場所はここ、遊泳許可区域は赤くなってるとこね。

一応三か所あるから、人が多いとかで困ったらほかのとこに行ってみてもいいかも。

ただ、三か所の遊泳許可区域はそれぞれで採取可能な素材が変わるから、そこは気を付けてね。


つ 若干の俯瞰写真、中央部に大き目な円形の路地があり、そこから八方に太めの路地が敷かれ、さらに枝分かれしていっている

つ 円形の路地の中、石レンガと木材を組み合わせて建てられた、大きな建物がある、建物の前庭に当たる部分にクラースィアが立っており、建物を見上げている


リャートレンクの街中だけど、俯瞰写真の通り、真ん中に環状の路地があって、そこから街中に大きい通りが走ってる感じだね。

とはいっても、どうしてもこの町は南北に細長いから、東西に向けての路地は短め、かつ波止場との往復をしやすいように幅広にして、南北は若干細めになってるよ。

それでも荷車が二台すれ違える程度にはちゃんと整備されてるけどね。

そういう意味では建物よりも道に重点が置かれてる感じかな。

環状の内側は、この町の管理官の館なんだけど、職業ギルドも兼ねているから、たぶん一回は来ることになると思うよ。

環状の内側全部がこの館じゃないんだけど、大半はこの館で埋まってるよ。

そういう意味では、縦にデカかったのはサンドリオンのヌル・リュエヌだけど、横にでっかいのはここじゃないかな。

この中央環状通りの外側は比較的レストランやカフェなんかの食事処が多いから、おなかすいたときは通路の突き当りにでっかい屋敷がある方に進めばいいと思うよ。

つまり、突き当りにでっかい屋敷がない方向に進めば、環状じゃない方に進んでるって証拠だから、目的地がどこにあるのかちゃんと方角を調べてからの方がいいよ。

あと、環状通から放射状に延びてる道と道をつないでる小道に関しては見分けがつかないこともあるから、迷子になったら大通りに出て方向を確認しようね。


つ 緩くカーブしている路地と、その外側にいくつも建ち並ぶ食事処、その一つのオープンテラスに座って食事しているらしいクラースィア、端に見切れる右手ピース


ということで港町でした。

食事処はやっぱり魚介が多いけど、輸入で普通に山の幸や肉類も入ってきてるから、基本何でも食べられると思うよ。

で、この町も基本的には依頼ばっかりで、任務はないみたいだねぇ。

サンドリオンとここだけなのかな。もしかすると、わたしたちはうまくフラグ踏めてないだけかもしれないから、もしここの任務を知ってる人がいたら教えてほしいな。

次は、港町から近い方に行こうか、それともサンドリオンの最後で話題に出てた遺跡にしようかちょっと悩んでるよ。

まあ、そのどっちかには違いないかな。

それじゃあ次回を楽しみに待っていてくれ。

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