御伽噺戦争・VR旅行記三十一回目
やあ、こんにちは。
つ 一面の氷河、空も地平もすべてが青一色え埋め尽くされている、端の方に誰かが立っている
今回から早速
で、今回も首都から紹介していく予定なんだけど、その前に注意喚起ね。
一枚目の写真の通り、スネドゥロニジェンって国土の大半が氷で覆われてるんだ。
その関係でどうしても寒冷の状態異常が入りやすいから、他国所属のひとは気を付けてね。
ちなみに対策を怠るとひまわり君みたいになるよ(現在三十敗、連敗記録更新中)。
つ 雑な地図、右斜め上に開いたU字の形、その中央より南西に首都という丸がある
首都はここね。
スネドゥロニジェンは国土がワルキュレアとどっこいかちょっと大きいくらいの広さしかないから、若干スポット少ないけど、その分密度は濃いから楽しみにしててね。
つ 乱立する氷柱と中心に組まれたキャンプファイヤー、キャンプファイヤーの近くにすらっと細い、今にも氷に紛れてしまいそうな美女が建っており、無表情でこちらを見ている
つ 氷柱広場の周辺の写真、建物は氷でできているのか青く透き通っているが、中は見えない
まず、首都は「アザールラ」。
比較的、スネドゥロニジェンの中ではあったかいほう……なんだよね。
でも、寒冷対策してなかったら状態異常はいるから注意してね。
あと、スネドゥロニジェンではいくつかの装備が使用不可になってるからそっちも注意して。
建物は大体が氷で作ったレンガでできてるよ。
中に入ると案外あったかくて、いわゆるかまくらに近い感じだと思うな。
つ キャンプファイヤー近くに立っていた女性の写真、写真越しだというのに妙な威圧感を感じる
今回からのスネドゥロニジェン紹介中に手伝ってくれる友人の
レッドキャップの時同様、わたしでは入れないところ、撮影できないところで手伝ってもらうよ。
つ 遠景写真、氷の街並みとその奥に若干の丘があり、丘の上には氷の城がある
もう忘れてるかもしれないけど、第二回で簡単に紹介したとおり、ここスネドゥロニジェンと南のワルキュレア、さらにその南にあるブルー・バードの三か国は、「狂国トゥオネラ」と呼ばれていたんだ。
まあ詳しくは第二回を読みなおしてほしいけど、トゥオネラを滅ぼすのに立ち上がったカイ・ゲルディアルが治めていた地域なんだ。
現在もその血脈は続いていて、国王はカイ・ゲルディアルの子孫だよ。
前回はワルキュレアに寄った話をしたけど、今回はスネドゥロニジェンに寄った話をするね。
元々、カイ・ゲルディアルが納めていたのはこのアザールラとその周辺だけで、アザールラよりも北や東はほかの領主が納めていたんだ。
そして、アザールラとそれらの領地は常に足を引っ張りあい、にらみ合っていた。
その時にカイ・ゲルディアルは革命に参加してトゥオネラを滅ぼした功績と、トゥオネラに加担し領主が死亡したため、そのあたりもまとめてスネドゥロニジェンにした。
でも、最初の写真の通り、カイ・ゲルディアルがもともと治めていた地域も含めて、全部氷の雪の世界なんだよ。
見て想像がつく通り、この地域は様々な面での生産能力が少ない。
領地を賄うだけの生産能力もない。
だから、トゥオネラを分割したときにカイ・ゲルディアルとブリュンヒュルデ・ワルキュレアの間でかなりもめにもめた。
折角トゥオネラとの戦争が終わったというのに、スネドゥロニジェンとワルキュレアでの戦争が始まろうとしていた。
まあ、ブルー・バードとレッドキャップのとりなしがあり、ワルキュレア地域を少し小さくし、それをスネドゥロニジェンに渡すことで終わりにしたんだ。
とはいえ、スネドゥロニジェンの生産力が爆発的に上がるわけでなし。
スネドゥロニジェンは、代理戦争開始までは幾度となくワルキュレアに侵攻する計画を立てていたよ。
つ 乱立する氷柱の中に、一つ人間の姿が彫りこまれた氷像がある
これがカイ・ゲルディアルの氷像ね。
とはいえ、これは氷像が欠けたりするたびに作り直されてるからどこまで正しいかはわからないけどね。
あ、この氷像は氷像作成体験とかあるから、作ってみたかったら作ることもできるよ。
つ 氷柱とキャンプファイヤー、氷柱同士の間にガーランドのような飾りがついている
年一くらいのペースでこの氷柱のあるキャンプファイヤー広場で祭りが行われるんだけど、祭りの時はこんな感じに飾られるんだけど、タイミング悪いと見れないから、見たい人はタイミングを見計らってね。
わたしはね、タイミングが合わなくて水仙ちゃんに撮ってた写真を横流ししてもらいました……。
つ キャンプファイヤー前に建つナルツィアと端に見切れる右手ピース
簡単なスネドゥロニジェンの歴史っていうか、基礎情報でした。
次回から、もう少し細かい部分を紹介していくよ。
スネドゥロニジェンでこういうスポットある? とか気になることがあれば匿名感想アプリから送ってくれると助かるな。
それじゃあ次回を楽しみに待っていてくれ。
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