蒼月書店の奇々怪々シリーズをまとめたものです。
○シリーズを通して登場する主要人物
・翠(スイ)
謎多き蒼月書店店主。翠色の瞳が特徴。様々な人間(生物)に姿を変えられる。それに合わせて、喋り方も変化させている。人間に対して好意的。アイスコーヒーをよく飲んでいる。
・ラピス
蒼月書店に居座るグレーの猫。瑠璃色の瞳で、人間の言葉を話せる。瑠璃色→ラピスラズリ→ラピスと翠が命名しているが、これは仮の名。人間に対しては特に好意も嫌悪も抱いていないが、愛想がない。翠とは腐れ縁。
○蒼月書店に関して
古民家。軒先に満天星(ドウダンツツジ)が咲いている。翠の力によって、各地の更地を転々とする。
文芸書籍と児童書、漫画、画集や写真集を主に取り扱い、雑誌やガイドブック、学習書籍は売っていない。店内の奥の棚には、色々な曰く付きの不思議な本も並んでいる。
昼と夜で相手にする客層が変わるらしい。
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