あいの短歌

嗅土九三九

あいの短歌

握れない手の甲に---・-、-・-・・までは送れず


君の顔好きだよたまにしょんぼりと死にそうな表情かおしてる時さえ


嘲笑わらったりしないのならば幾らでも何でもするけどなにして欲しい?


朝褒めた星空の爪嘆くなら今夜は私が君に降ろうか


ねえ待ってどうしてなんだやめてくれそんなかわいいことをしないで


もっと撫で愛でればよかった目が覚めてこんな思いをするくらいなら


愛してるとても大事に思ってる嫌いな時もたまにあるけど…


ごめんねの返事は「私が悪いのよ」罪深くしたならばより謝りたい


君は劇薬用法と容量を守らなければすぐに御陀仏


寝てる君に話しかけてる僕の顔見せてやりたいから早く起きてよ


涙など枯れ果てたのと嘲笑わらう君その分ぼくが代わりに今泣く、


レコードに針を置く度沁みる君の旋律と遙か遠い


やることは握って擦るだけだってのに何を選り好んでいるのだかねえ


勇気出しリプすりゃよかったアカウント消しちゃった君どうか達者で、


この暑いのに君はいつもくっついてどういうつもりかいつか話して


数々の恥かき散らしてきた理由わけは恥ずかしがる君励ます為かも


山動き美しいこともあるだろが君の生きてた頃には劣るよ


その睫毛色も長さも鼻の高さももう憶えたしこっち向いてよ


手間暇もその情熱も喰えぬならただぶちまけたペンキのがマシ


握られぬ手の甲に---・-と受信、-・-・・と送信







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