夏の日の夏祭り君と見たあの空に咲く花はとても美しく見えた
夜桜🌃🌸
第1話 「寝つけない夜と祭りのチラシ」
この暑い暑い真夏の中、神社で開かれる夏祭りのチラシを見た。そして1番目に入ったのは花火大会のチラシだ。明日学校へ行って、その次の日が祭り……誰を誘うのかもう決めてるって?もちろん決まってるさ。その前にまず、自分の自己紹介をさせて欲しい
遠月茂(とおづきしげる)これが、俺の名前、学年は、高2
で、ここからが重要な話……稲美雛(いなみひな)俺の、幼馴染を明後日の神社の夏祭りに誘おうと思ってる……小さい頃から家が近くで良く遊んでて、夏祭りも何度か行ってる仲だが、今回はただ遊びに行くのではなく、花火大会の日に告白をしようと思っている。いつ好きになったって?まぁ、出会った当時から一目惚れしてたからかな?メールで言いたいがここは男として学校帰りが一緒だからその時に誘おうと思う。
「そろそろ寝なさいー、茂」
「うん、おやすみ、母さん」
なんやかんやで寝る前にチラシを眺めてたが、チラシは何度も見てる。どう誘うかとか、いつも通りに話すかとかと言うのが頭がいっぱいになる。彼女の事を考えるだけで胸がいっぱいいっぱいになる。たまに俺おかしいのかなとか痛いかなとか思うときもあるがただこれだけは言える、彼女なしの世界なんて考えられない……まぁここまで言うぐらい彼女は本当に良い奴なんだ。
布団に潜るが中々寝付けない夜だった。
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