第9話
種族=ドワーフ、性別=女、年齢=40歳。取得スキルは決まった。転生特典で『
元々、亜人種は自分の種族の言語以外に全種族共通の公用語を使える。尤も、読み書き出来るかはまた別だが。個別種族の言語は必要性があれば覚える者もいるらしい。まぁ、商売とか恋愛とか、必要に迫られると覚えるってやつだな。各種ギルド職員は多言語習得が必須なんだとか。特殊な言語を習得したら給料に上乗せされるとのこと。今アツイ言語はムササビ獣人語とサメ獣人語なんだとか。
俺の貰った『
鉱石磨きが趣味の辺境出身のドワーフっ
所有スキルは鉱石研磨に関わるものを中心に。採取採掘はしても討伐はしないスタンスで。一応、得意武器も決めておくかな…、そうだピッケル、ピッケルにしよう。採掘にも戦闘にも使えるバトル・ピッケルでどうだ。鍛冶と調理スキルは最低限でいいかな。地道に育てていけばよい。そのうち追加で関連スキルも生えてくるだろうし。錬金術は知識のみ。魔力の関係上、術式展開は無理だろうから。まぁ、拘りスキルで固めた、ある意味ドワーフらしい構成になったとは思う。
鉄板スキルの鑑定も取る。鑑定阻害も取らないと転生者だと身バレしちゃうと困るから、スキルポイントを使いたくなかったけど仕方なく取った。ぷるぷる、ボクは変なドワーフじゃないよ(笑)
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