鉱石研磨が趣味なおっさんは、異世界で石を磨きながらスローライフを楽しむ事を決意する
李 百桃 (すもも もももも)
序章
第1話
俺は
ブラック一歩手前の会社から帰宅すると食事もそこそこに石を磨く。研磨に没入することが仕事のストレス解消になるのか、毎日の様にゴリゴリと石を磨く。ゴリゴリとは言ったものの俺は基本『手研磨』派なので実際そこまで音は出ない。
ダイヤモンド
そして完成した『磨き石』を眺めながら一杯やる。それこそ何杯でも飲める。いや、原石眺めながらでも飲めるけど(苦笑)。
今磨いてる石を完成させたら市販のシルバーパーツを使ってアクセサリーに加工して、いつもの投稿系サイトにUPしたらフリマアプリで売ってしまおう。研磨を初めた頃は嬉しくて完成品を手元にのこしていたが、数年前から売ることにした。ぶっちゃけた話、消耗品のサンドペーパー代を稼ぐためだ。ネット上で名乗っている名前は『ミーシャ』でアイコンは熊。
最近は、コスプレイヤー向けに磨いた石を嵌め込んだアクセや装備品なんかも作ってみたりも。おっさん、趣味と実益と中二病が同居する。とてもカオス。
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