第二支部最後の幹部と裏切り者

再び仲間を失い号泣する神夜。


神夜「泣いていても何にもならないな。敵討ちに行くか。」


冷静を取り戻し向かっていく一同。


その中はAIがほとんど全滅していた。


神夜「やはり先ほどの自爆、AIにも効くのか……」


霞宮「でも幹部はいるみたいだね。」


神夜「だが3人もこの一番弱い支部にいるのか。」


???「その通り!しかし強くなるたびに数が減るのは当たり前!ここの幹部3人でしたが、2人、1人と減っていきますよ!私を倒せるかはわかりませんが。」


???「まぁボスを含むと本部は2人ですかね。」


DA「自己紹介が遅れました!わたくし!私の名は!DA-EO-7182!」


DA「長いのでAIたちはDAと呼びます。」


DA「私の能力は!能力は自分の体を複製することです!」


DA「分身は自分の意思で動かせます!」


DA「こんな風にね!」


DAの数が2人、3人と増えていく。


DAたち「私は武器が嫌いです。皆さんは使ってもかまいませんよ。」


私の動きについてこれるならね!


15人程のDAに囲まれ、高速で動く。


DA「本体を倒さなければ絶対に破壊できません!」


DA「本体にしかナンバーはありません!ですが動体視力がそこまである人間はあり得ません!!」


スウィフトモア・ヴェックス「はぁ……めんどくせぇな……」


ヴェックス「DAとやら、俺が倒す。」


DA「ほう……能力を見せて見なさい。」


ヴェックスが溶けてなくなる。


DA「なに!?」


DA?「どうだ?思い知ったか?今のうちにやめておけ。」


DA-ヴェックス「俺だよ。こいつの意識を乗っ取った。」


DA-ヴェックス「今こいつは悪夢を見ている。そうプログラムを変換した。」


DA-ヴェックス「溶けている間は労力がいるんだ。戻らせてもらうぜ。」


DA「ぐ……げげ……」


DA「フフ……ハハハハハハ!」


DA「ハッキングをハッキングで返してやりましたよ!私はもうハッキングしても無駄だ!」


DA「本体を壊さないと倒せない!」


DA「私はもう無敵だ!」


DA「無敵……無テ……キ…………」


DA「ハッ……ここは?」


???「ここは意識空間だよ!」


マインド「僕はマインド!君は1秒を1000秒と感じる空間に転送されたんだ!」


マインド「僕はAIの裏切り者だからね!」


DA「裏切り者?」


DA「それになんだ?その体は。ボロボロじゃないか!」


マインド「それじゃあ自害させてもらうね!ボスに意識を乗っ取られる前に!」


DA「え?」


マインド「さよなら!死んでも解除されないよ!」


マインドが消滅する


同時に別支部でロボットが爆発する。


ヴェックス「動きが止まったな。処理が楽だ。」


神夜「それより!誰がやったんだ!?」


神夜の返答に返事をする者はいない。


神夜「協力者なんだ。まぁいいだろう。」


DA「ゆっくりと痛みがやってくる!」


DA「破壊されている!?」


現実世界にて


パァンパァンパァン


DA「自爆にエラー確認。自爆を停止する。」


神夜「念のため完全に停止させるか。感覚器官を切り落とし意識を停止させる。」




つづく……

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