第29話「グリフォンとおおきなリンゴ①」

 一人ひとりはとおいとおい世界せかいからやってきたりゅうというものかげが、ひとけた青年せいねん、アルブレヒト。


 もう一人ひとりは、地球ちきゅうまれた十字架じゅうじか背負せおったきつねが、ひとけた白銀はくぎんのレン。


 そして、一人ひとりはとおいとおい世界せかいからやってきたグリフォンというものかげわしのようなあたまち、おおきなおおきなつばさをもった獅子しし(ライオン)の胴体どうたいっている。


 グリフォンはわしというおおきなおおきなとりに化けることができる、そのときはワッシー。


 3にん?  3びき? はきた目指めざして冒険中ぼうけんちゅう


 つぎはどこにくのかな?


 ◇◇◇


「おなかすいた!」


 ワッシーの背中せなかったレンが、おおきなこえしました。


「そうだね、おなかすいたなあ」


 アルブレヒトもおなかさえていいました。


「ぼくは、ずっとんでいるから、もっともっとおなかぺこぺこだもん!」


 ワッシーがほっぺをふくらませました。ぷっくー!


「つめたくなってきたから、今日きょうとまりする場所ばしょつくろうよ!」

「そうしよう!」


 三人さんにんもりりていきました。

 もりは、もりもりとがはえていました。



「おさかなつかまえてくる」


 レンがいいました。


さむいからをつけてね、ぼくはたきをするために、えだをひろってくるよ!」


 アルブレヒトがいいました。


「じゃあ、ぼくは、くだものをひろってくる!」


 ワッシーがいいました。三人さんにんとも、たのしそうです。



====


 また キャンプみたいだね! 


 みんなは キャンプで なにをたべたい?


 つづきは またこんどだよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る