不器用
彼氏の自室から出ようとしたら、雨音が彼の家を包み込んだ。
「泊まったら?」
彼はスマホを弄りながら……ダメ! 心の準備が! 勢いよく、部屋から飛び出した。部屋前にスピーカーが設置されており、激しい雨音が流れていた。彼の叫び声が、私の背中にぶつかった。
「帰らせたくなかったんだよ!」
140字小説まとめ16 葵 @anything
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます