第25話 奈良町からくりおもちゃ館(解答編)

 前回、『からくりおもちゃ館』に関するボクのアホバカ・エピソードをご紹介し、カエルとお姉さんの人形がクルリと一回転する動画を見ていただきました。


  その動画はこちらですね。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093086746557463


 さて、皆さん、カエルとお姉さんの人形が回転する仕組みは分かりましたかぁ?


 今日はその答ですよぉ♪。

 

 では、さっそく解答の動画をご覧ください。今日の近況ノートです。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093086928222528


 いかがですか? 分かりましたかぁ?


 えっ? 分かりにくい! そういう人のために、同じ動画をスローモーションにしてみました。スローモーションの動画はこちらの近況ノートです。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093086928237018


 さあ、もう分かりましたね。。。


 以下が回転の仕組みです。


 人形の下に、小さな木の板が取り付けられています。その木の板はゴムで回転するようになっています。一方、人形の下には、接着力が弱い糊が付けてあります。


 で、木の板が回転するようにゴムを絞った状態で、木の板の端をその糊に押し付けるのです。


 すると、木の板はそこで糊にくっ付いた状態になって一旦静止します。


 その状態で人形をテーブルの上に置きます。


 少しすると・・糊の接着力は弱いので、木の板が糊から離れてしまいます。


 すると、木の板が回転するので・・人形もクルリと回転するのです!


 この糊なんですが・・『からくりおもちゃ館』のスタッフのおじさんの話では、昔は松ヤニなどが使われていたそうですが、同館では化学合成した糊を使っているということでした。時代の流れですね!


 しかし、分かってみると、実に簡単で・・そして、実に見事な仕組みですね!


 こんなの考えた昔の人は偉いと思いますぅ💦


 では、最後に『からくりおもちゃ館』のスナップ写真をご覧ください。


 次の近況ノートです。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093086928238328


 ①番と②番は『からくりおもちゃ館』の外観です。昔の町屋がそのまま使われているんですね。


 で、⑨~⑪番、⑫~⑭番は・・


 それぞれ、いびつな形の絵が紙に書いてあります。


 で、銀色の筒を所定の場所に置くと・・


 あ~ら不思議、銀色の筒の側面にちゃんとした絵が浮き上がる・・というものです。


 ちゃんとした絵というのは・・⑨~⑪番はカラ傘お化け、⑫~⑭番は見返り美人ですね。


 実はボク当初、これを皆さまへのクイズに出そうかと思ったのですが・・紙に書かれた『いびつな絵』があまり『いびつでない』ので・・紙を見ただけで、どんな絵か想像がついてしまいますよね! それで、やめましたぁ(笑)


 でも、このGIFアニメで、銀色の筒の側面の絵の変化をお楽しみください💦


 そして、⑮番と⑯番は『からくりおもちゃ館』の裏庭です。隣の家も、ちゃっかり借景に取り込んでいるのだそうです(笑)。


 ⑳番は通り庭です。通り庭は、奈良の町屋の特徴的な構造の一つです。天井が高いですね!

 

 さて、今日はここまでです。


 今日もお付き合いをいただき、ありがとうございました。


    (つづく)

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のんびり古都散策 永嶋良一 @azuki-takuan

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