アイナマ石の伝説〜石になった花嫁
むかしむかし、
娘は、遠くはなれた
その
娘はどうしてもいきたくないと言いましたが、聞き入れてはもらえません。
ついに、結婚の日がやってきました。
「ちょっと用を足してくるわ」
そう言うと花嫁は馬をおりて、森の中へと入っていきました。
そのまま、いくらまってももどってきません。
心配したお供の者たちがあたりを探しましたが、花嫁の姿はどこにもありません。
森の中に、 花嫁がすわったような形の冷たい石がひっそりと立っているばかりでした。
花嫁は結婚したくなくて、石になったのでしょうか。
いつしか人びとはこの石のことをアイナマ(かわいい花嫁)石と呼ぶようになりました。
画像:アイナマ石
https://kakuyomu.jp/users/BIRD2023/news/16818093091369364505
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