小説の書き方(構成の考え方)
この小説の書き方の話は、「頭ひとつ抜けた小説を書くためのシナリオ・センター式 創作術」の話を踏まえた上での私の考え方となります。
まず、どのような小説を書きたいかによって変わってきます。
これはジャンルとかという意味ではないです。
自分の小説をどうしたいかという話です。
自分の書きたいものを書くというのか、ランキング上位を狙って書くのかということです。
まあ、稀に書きたいものを書いてたら伸びたとかいう発狂しそうな発言をする人物もいますが、ああいうのは、いっぱい読んで、それを参考にして書いてるからそうなってるだけなので、あれは気にしてはいけません。
書きたいものを書く場合は、「頭ひとつ抜けた小説を書くためのシナリオ・センター式 創作術」でも言っていた、起承転結で承を伸ばすというやり方をしましょう。
書きたいものにはある場合は、基本的には結末あたりの一番物語として盛り上がるのが頭の中のストーリーとして作られていて、それを書くためにやっていくと思うからです。
起でアンチテーゼを持ってくるというのは高度技術だと思うのでやらなくていいと思いますが、承で主人公の挫折などを入れると、読者は主人公を応援したいという思いが出来ると思います。
あと、転結は別と考えないでください。セットです。
そう考えないと完結に持っていけなくなります。
次に、ランキング上位を狙う場合です。
これは第1話から第3話くらいまでにでかいイベントを引き起こします。
これは必須です。
なぜなら、最初に盛り上がりがあることで、読者に対してそれからの展開に興味を持たせることが出来るからです。
この盛り上がりから、起承転結を繰り返すことで、人気な作品を作り出すことになります。
例えばの話ですよ。
勇者パーティーが魔王城で魔王と戦うところから始めるとします。
魔王が勇者を触ってきて入れ替わられて、魔王が討伐される。
それから、元魔王が世界を支配する。
こんなストーリーがあったら、最初に勇者と魔王の入れ替わりと魔王討伐があることで、元魔王はこれからどんなことをするんだ? と読者に思わせることが出来ます。
ちなみに、これって討伐されるのが逆でも面白いと思うんですよ。
その場合は、元勇者の内政もの的な感じになりそうですけど。
どちらにしたってこれからの動きに興味を持たせられるんです。
だから、最初にでかいイベントを引き起こすことが大切なんです。
それからは書き手の自由です。
ちなみに、私はこんなストーリーを出しましたが、書かないのでパクっていただいてもいいです。
まあ、すでにありそうですが。
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