第31話呪いの藁人形、頭部打撃!
「あのう鹿児島支店長?」
神妙な顔をしながらカミングアウトをした。
「司柊将司(ひいらぎまさし)は、良く雄琴温泉のソープランドへ行くのですがその時に予約を入れてその予約名が、支店長の鹿児島(かごしま)何処(いずこ)なのですよね。」ガビーン!なんじゃそれ!?
柊木将司は、業務上の職責、立ち位置に忠実だった。
「支店長、田田田(でんだでん)でに、気をつけてください。」
彼の見込み客に白黒着けると言うのでクローザーとして僕が立ち会う事になった次第で同行の車中で、意味深な事を告白してきた。
「田田は、夜な夜な呪いの神社で丑の刻参りをしております。
藁人形を支店長に見立てて頭部に釘を打ち付けています。
気をつけてください!
兎に角頭を!
呪いが良く効く神社ですから伝えておきます。」
そして僕は脳出血になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます