第31話呪いの藁人形、頭部打撃!

「あのう鹿児島支店長?」


神妙な顔をしながらカミングアウトをした。


「司柊将司(ひいらぎまさし)は、良く雄琴温泉のソープランドへ行くのですがその時に予約を入れてその予約名が、支店長の鹿児島(かごしま)何処(いずこ)なのですよね。」ガビーン!なんじゃそれ!?


 柊木将司は、業務上の職責、立ち位置に忠実だった。


「支店長、田田田(でんだでん)でに、気をつけてください。」


彼の見込み客に白黒着けると言うのでクローザーとして僕が立ち会う事になった次第で同行の車中で、意味深な事を告白してきた。


「田田は、夜な夜な呪いの神社で丑の刻参りをしております。


藁人形を支店長に見立てて頭部に釘を打ち付けています。


気をつけてください!

兎に角頭を!

呪いが良く効く神社ですから伝えておきます。」

そして僕は脳出血になった。

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