第34話 自分の「好き」は曖昧で不確かで

 これは好みの話です。

 確かに深く考えさせられるものは好きではある。

 でも全てにおいて深く考えるかというと、そうでもない。

 

 大抵の場合は「深く考えなくてはいけない局面である」という捉え方の方が正しいと思っている。

 確かに浅すぎて深く考えない人というのは存在しているとは思う。でも、ほとんどの人は「考える必要がない」から考えないのだと思うのね。

 それはどういうことかというと、答えがわかるものに対して人は深く考えることは無いと思うのよ。


 そう、俺にとってこの世界というのは「分からないことだらけの未知の世界」なのね。この地球上と言った方がいいかな。

 偏見のない人と思われることも多いけれど。

 そうではなくて、偏見を持つほどモノを知らないからなの。


 以前、異世界転生ものというジャンルについての個人の見解? についてエッセイを書いたことがあるんだけれど、その時に「こういう考え方の人もいるんだ」というような内容のコメントを貰ったことがあるんだ。

 異世界転生ものに関して、下に見る人が一定数いることは知っている。

 でも俺にとっては「ただのジャンルの一つ」でしかない。ただの分類なのよ。

 

 例えばスーパーマーケットなどで商品棚をみたら塩、みそ、ドレッシングって分類あるよね? 

 あなたは「塩は自然からできているから上で、ドレッシングはいろいろ合わせているから下なんだ」なんて考えながら買い物しますか?

 しないでしょう?

 

 どの塩にしようかな?

 今日はどのドレッシングにしようかな? あ、新商品が出てる!

 こんな風に思ったとしても。


 俺にとってはハイファンタジーとか異世界転生とか恋愛とか……そういうのはただの種類でしかない。どんな方向性かを示す表示でしかないんだよ。

 そんなことに偏見を持つ人たちは次から「ドレッシングは下だ」と思いながら買い物したら良いよ。「アホらしいな」と思うはずだからw

 

 つまりモノを知らない人は偏見を持ちようがないんだよ。

 だって下に見る理由も分からないわけだから。

 恋愛に関してもそう。誰が誰を好きであろうと自由だと思う。他人が同性を好きになろうが異性を好きになろうが知ったことではない。どうでもいいことでしょ?

 なのにいちいち偏見を持つ人がいるから生きづらい。


 俺も気を遣いますよ。

 自分は誰にでも好きとは言いますが、誰にも恋愛感情を持つことは無いと思うので安心してね。

 俺は自分を好いてくれる人は国籍問わず、老若男女関係なく好きです。でもその好きは人としての好きだと思うんだ。


 自分の好きなタイプについて考えたことはあるんだけれど、よくわからない。たぶん、好きなタイプがいて好きになるんじゃなくて、自分に恋愛感情を向ける人を好きになるんだと思うww

 だから相手が自分に恋愛感情を向けない限り、誰のことも恋愛的な意味で好きになる可能性はない。稀に、これは恋愛感情で好きなのかもしれないと思うこともある。

 でもね、特に何も求めていないので始まる前に終わりますw

 

 だいぶ話が逸れたな。

 閑話休題。


 だからね、作品すべてにおいて深く考えるものが好きというわけでもない。

 深く考えることが出来る作品の方がレビューは書きやすいというだけで。

 とは言え、あまりにも考えることがあり過ぎると、纏まらないので何も書けないんだよね。取っ掛かりがわからなくて。


 ずっとレビューを書きたいなと思っている作品があるんだけれど、書き出しに迷っていて……。

 今回の企画でたくさん感想を書けたら、新しい道を見つけられるかもしれないと思っています。(レビューのって意味ですw)


 こんな奴だけど仲良くしてくださるみなさん、いつもありがとう。

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