プロローグ

GM朝霧:ソードワールド2.5、『襲来デス・マナー講師』のセッションを始めていきます。


ユール : デスいですわ〜〜〜!


ヴェレニ : おじさんを苦悶モードに戻します。よろしくお願いします


GM朝霧 : ホットスタート(いきなり始まります)です!お買い物はOKですか?


ユール : OKです!


ヴェレニ : フォレストパス俺が自然環境(グリーンベルト)します


ヴェレニ : 2d+(5+(19)/6)+0+-1 神聖魔法行使 (2D6+(5+(19)/6)+0-1) > 7[1,6]+(5+(19)/6)+0-1 > 14


system : [ ヴェレニ ] HP : 77 → 80


GM朝霧:このシナリオの元凶はヴェレニのプレイヤーが太った男性バニーの画像を提供したことです。


ヴェレニ : おかしい……ただ太った男性バニーが居たらうれしいと思っただけなのに……


GM朝霧 : 依頼内容を掲示します。


GM朝霧 : 依頼書【王国を荒らしている嘘マナー講師を討伐してほしい】

依頼人【デス国王 デス・クラウド】

報酬【5000G】

依頼内容

【デスシティに嘘のマナーを流布するバニー服姿の太った男が跋扈している。

色んな意味でヤバいので早めに息の根を止めて欲しい。】


GM朝霧 : 皆さんは、デス王座の前でデス謁見中です。


ヴェレニ : 「ウワーッ!!!デスは嫌だ………デスは嫌だ……」


デス・クラウド/国王 : 目の前には、デスの青筋を立てたデス・クラウド国王がいます!


ユール : 「これはこれは、デス怒りになられておるのう」


ギモーヴさん(ペガサス・ヴェレニの騎獣) : ひひ〜ん(あいかわらずデスね)


デス・クラウド/国王 : 「あの嘘マナー講師はまだ捕まらんのか!!!!!!」


ヴェレニ : 「……待ってくだされ」「…………依頼文を読んでもとても現実のものだとは思えないのですが…………!!!?!!??!!」


ユール : 「お言葉デスが国王殿」


ヴェレニ : 「一体何が起こっているのだ……」


デス・クラウド/国王 : 「あの男がバニー服姿で国王たる私に謁見し!!」


デス・クラウド/国王 : 「あまつさえ!!デス城での正式な服装はバニー服だと広めたせいで!!!」


デス・クラウド/国王 : 「国中の魔術師がバニー服姿になってしまったではないか!!!!!!!!!!!!!!!」


ヴェレニ : 「ウワーーーッッ」

(確認)「……ウワーーーーーッ!!!」


ユール : 「まさにそのこと。太った中年男性のバニー者が多すぎるぞよ」


ユール : 「砂漠で砂粒を探すのは、あまりにもデス難しいぞよ」


レイ/王弟 : 「それは大丈夫だ」


ユール : 「ほほう」


レイ/王弟 : 「ヤバそうなやつを全員殺せばいいからな」


ヴェレニ : 「……まあ、社会的地位のある者ほど爛れた欲を秘めているというものだ」「……この状況だ、大目に見るのも手ではないか?」


ユール : 「なるほどのう!」


ヴェレニ : 「…………というわけで我々は帰らせてもらう」


ユール : 「斬ってみて、首を落としてから考えてみるか!」


デス・クラウド/国王 : 「馬鹿者!!!!」


デス・クラウド/国王 : 「国中の魔法使いがバニー服を着ているのだぞ!」


デス・クラウド/国王 : 「建国以来の大事件だ」(※建国5年)


ヴェレニ : 「エ!全員殺す流れなのか!?」


デス・クラウド/国王 : 「ああ、既にバニー斬首法は貴族院を通してある」


ユール : 「手回しが早いのう」


ヴェレニ : 「ワッ……ワァ……」


ギモーヴさん : ひひ〜ん(しけたバニーたちね)


レイ/王弟 : 「……だが、中には善良なバニーもいるだろう」


ギモーヴさん : ひひ〜ん(私のほうが美しいわ)


レイ/王弟 : 「できれば嘘マナー講師だけを三枚に下ろして欲しい」


ヴェレニ : 「……バニーである前提で話が進んでいるな」


ユール : 「まぁ……承った」


デス・クラウド/国王 : 「ああ!嘘マナー講師の特徴は嘘のマナーを流布していることだ」


デス・クラウド/国王 : 「頼んだぞ!!」


ユール : 「判りやすいのう!」


マンジュ : 「今日も怒涛の展開だった……」


ヴェレニ : 「……了解したくないが了解した」

「ああ……早目に終わらせよう……」


デス・マナー講師 : 街には量産型バニー男性たちがいます


ここで、ゲームマスターはバニー服姿の太った男性のコマを複製し、

デス・マナー講師(無印)、デス・マナー講師(1)、デス・マナー講師(2)がココフォリアの盤面に現れる。


ヴェレニ : 「ウワーッ車に積み枡で量るほど居る!!!!!!!!!!」


ユール : なんか……デス・マナー講師が三人に見える……疲れてるのかな……


ユール : 「!」


ユール : 「うーむ」


ユール : チャキ……(首切り刀を抜く音)


GM朝霧 : 皆さんは、嘘マナー講師とあたりを付けた3人の中から真の嘘マナー講師を探し出すことになった————☆


ヴェレニ : 「……果たしてどれを殺せばよいか皆目検討がつかんぞ」


ヴェレニ : ????????????


ユール : 「というわけで」


ユール : 「デス・マナー、パネルクイズ!!!」


GM朝霧:パネルクイズ!? ……まあいいでしょう、受けて立ちます。


ヴェレニ : 「……しかしこの倒錯的な空気感、とても嫌な思い出が蘇りそうなのだが」


ユールの提案により、デス・パネルクイズが始まる。

本来三人のデス・マナー講師から嘘マナー講師を見つけ出して抹殺するシナリオに、暗雲が立ち込めていく……

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