17日 「勇気をもつとき」について
こんにちは、桜田です。
今日は、ついさっき公開したばかりの『勇気をもつとき』という私の作品についてお話します!
3000字以内で読みやすいと思うので、お暇があればぜひ……!
→https://kakuyomu.jp/works/16818093085065335037
そして作品概要と近況ノートにも書いたのですが、この作品は私が小学6年生のときに国語の授業の一環で書いたものなんです。
400字詰め原稿用紙を好きなだけ使って自分だけの物語を紡ぐという、私にとっては最高の授業。
何コマか使って書いた小説は、最後にクラスのみんなで読み合いました。
自分の机に書いた小説を置いて、教室を回りながら気になるのを読む。
そして、感想のコメントを書いた付箋を作品に張っていくんです。
当時、小説家を目指していたクラスの女の子が30枚くらい書いていたのを思い出します。
内容は物語……じゃなくてエッセイっぽかったですけど、たしか。
覚えている限りでは、お菓子の国のお話や魔法が使える話なんかもあった気がします。
みんなが考えたお話を読むのは、それはそれは楽しくて面白かったです。
そして私が書いて、クラスメイトに読んでもらったお話というのが、『勇気をもつとき』なんです。
何人かに読んでもらったみたいで付箋もいくつか貼ってあったんですけど、その中で思い出に残っているのがあります。
実際には付箋の感想ではなくて……。
読み合わせ会の授業が終わった後、付箋を書いてくれた一人が私のところにやってきたんです。
そして、「小説おもしろかったよ!」って言ってくれたんです。
私はうれしくなりながら、お礼を言いました。
その子、ふだんはあまり関わりがなかったんですけど、小説のおかげでたった少しだけお話しできたのです。
まさに、物語が繋いでくれた関係。
卒業アルバムの寄せ書きでも「実里さんのつくった物語すごかったよ!またよみたい」って書いてくれたんです。
その子とは中学で離れて連絡先も知らないので、それ以降私の物語を読むことはなかったんですけど、それでも誰かの記憶に残る物語を創ることができて、私のなにかが変わった気がしました。
この日記や私がその後に書いた物語が、もうあの子に届く確率は限りなく0に近いと思います。
しかしそれでも私は書き続けるし、また誰かの記憶・心に残る物語を創りたいです!
あ、あと、小学生のときに書いたので元の文はひらがなだらけでしたね……。
私、漢字が苦手で。
正直、タイトルの「もつとき」の“もつ”がひらがななのは、漢字で書くのがめんどくさかったからとかそんな理由だとは思いますが、まあタイトルくらい当時のままのほうがいいか……と思い、ひらがなになってます。
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