第13話
廊下で、幼児達は正座をさせられている。
室長は、子供らが割った鏡を集め掃除をしていた。
30分の正座が終わり、部屋に皆戻った。
「1列に並びなさい」
「正座で呼ばれるまで、お行儀良く待ちなさい」
「アミは、できないみたいね正座」
「だって、もうやぁだもーんっ」
「まだ日が浅いから仕方がないかぁ…」と室長の顔色がかわった。
「言うことがきけないアミは、お仕置きに時間がかかるから後にしましょうね」
「カイ、いらっしゃい」
「はぃ……」と、台の上にうつ伏せになる、
室長は、カイの下腹に分厚い座布団を入れ、お尻の位置だけ高くした、そうすることで足は床から離れた。そしてカイの背中は台にベルトで固定された。
「今日は、これです」と、室長が皆に、見せたのは、プラスチックの短い平べったい物だった。
オモチャの壊れた何かだ……
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