紅髪のアロガンと白銀のエラトマ

こむらさき

炸裂水牛と泥岩河馬

 「あ! 逃げるな! こら!」


 赤茶けた剛毛に覆われた牛に似た生物は、暖色の光を内包する排泄物を撒き散らして遠くへ逃げていく。

 獲物を追うために駆けだそうとしたわたしの肩を、エラトマが強く後ろへ引いた……と同時に地面から破裂音がして眩い光が一面に広がった。


炸裂水牛ボナコンは、逃げるときに爆発物を撒き散らす。気をつけてください」


 エラトマがわたしの髪に落ちてきた土を手で払いながらそう教えてくれた。わたしがこんなところにいるのは、こいつのせいでもあるのに、エラトマときたらまるで他人事のように炸裂水牛ボナコンについて遅すぎる注意点を進言してきた。

 

「うるさいなぁ! 先に言ってよ」


「聞かれなかったもので……。無知なアロガン様への配慮に欠けてしまい申し訳ありません」


「そういうの嫌みっていうんだぞ!」


「存じ上げております」


「もういい! 見えるところにいるうちに追いかけよう」


 慇懃無礼を絵に描いたような男……エラトマの短く上品に整えられた白い髪は蛋白石オパールのように太陽の光が当たっている部分がところどころ七色に光っている。不遜な光を湛えた金色の瞳には、頬を膨らませている自分が映っていた。美術品に例えられてもおかしくない美しい顔のエラトマと比べて、燃えるような赤い色ってこと意外はいかにも平凡な間抜け面って漢字をした自分の見た目が嫌になる。癖っ毛を手で撫でつけて気持ちを落ち着かせてから、はるか前方へ遠ざかっていく緑色をした炸裂水牛ボナコンのタテガミを目で追いかける。


「幻想生物っていうから、もっとキラキラした生き物ばかりだと思ってた!」


「アロガン様、生き物というものは食事もすれば排泄も繁殖もするものです。確かに、排泄物が宝石となる生物もいますが」


「うるさいうるさいうるさーい! それよりも魔法を教えてってば」


「人間が魔法を使うのは危険です。私が全てを片付けますので心配無用です」


 馬を走らせながら愚痴を言うと、一言の愚痴に対して五倍くらいの嫌みをエラトマは言ってくる。黙っていればまだマシなのに。

 嫌みを途中で遮って、動きを止めた炸裂水牛ボナコンへ近付いて行く。また排泄物を撒き散らされても言いように距離を取った場所へ馬を止めて、わたしは草むらに隠れながら炸裂水牛ボナコンへと近付いていく。

 炸裂水牛ボナコンという名前の通り、こいつの体は雄牛のように大きく、後方に大きく曲がった長い角が生えている。この巨大で風変わりな動物は、わたしたちが自分を追いかけてきたとは思っていないらしい。

 排泄物を撒き散らせば逃げられると知っているからか、警戒心が薄いのかも知れない。さっきもかなり近付くまでは気が付かれなかったし……と最初の失敗を思い出す。

 もう失敗をするわけにはいかない。最初から奥の手を使わせて貰おう。


「エラトマ、行こう」


「アロガン様の仰せのままに。契約の呪文を唱えれば貴女様の剣にも盾にもなりましょう」


 息を深く吸い込んで、わたしはエラトマを使ための呪文を唱える。


「我アロガンこそは吠える獣を狩る者。名も無き獣よ其方はわたしの剣、其方はわたしの盾、其方は幻想を狩るための爪……!我は命ずる、大地を破裂させる焔の牛を狩れ」


 めんどくさいし、長いけれど、これを唱えなければエラトマは本来の力を発揮することは出来ない。わたしは持っている短刀で親指を切り付けて、血を一滴、エラトマの白くて陶器みたいにつるつるの肌に押し付ける。


「行って参ります」


 頬に赤く引かれた血の線が吸い込まれるように消えて金色の瞳に光が宿る。上半身を低くしたまま走り出したエラトマの姿が巨大な白銀の毛並みをした山猫に変わる。巨大な山猫は音を一つもさせることなく炸裂水牛ボナコンの近くまで忍び寄り、大きく体を跳ね上げた。

 巨大な牛が殺気に気が付いて振り返った時にはもう遅く、エラトマのよく研いだ剣みたいな牙が深々と炸裂水牛ボナコンの喉元に突き刺さっていた。

 そのままエラトマは炸裂水牛ボナコンの巨躯を地面へと叩き付けたかと思うと、体を縮ませて下の姿へと戻っていく。

 体にぴったりとあった上等な布で作ったジャケットの袖で、真っ赤に塗れた口元の血を拭ったエラトマは、わたしの方を見てうやうやしく頭を下げた。


水棲馬ケルピー鷲獅子グリフィン炸裂水牛ボナコンと狩りましたから、まずまずの成果と言えるでしょう。吠える獣を狩れるようになるまではほど遠いですが……」


 炸裂水牛ボナコンの後ろ向きに巻かれた角を切り落として、大きな麻袋へ入れたエラトマが馬に跨がりながら、また嫌みを言ってくる。

 水棲馬ケルピーと戦う時は、呪文を言う前に水の中に引きずり込まれて死にそうな目に遭ったし、鷲獅子グリフィンは動きが速すぎて攻撃を必死に避けながら呪文を言うのに苦労した。わたしが幻想生物に認識されてからじゃないと、エラトマは幻想生物に手を出せないという誓約がそうさせているらしいんけど……こいつはわたしが痛い目に遭うのを楽しんでいないか? と疑いそうになるときもある。

 魔法だって使える素養はあるって言われたのに、知識を与えてくれるだけで実際に使える魔法は頑なに教えてくれない。


「嫌みを言わなきゃ死ぬの? たまにはわたしの成果を褒めてよ」


「契約の呪文を唱えてくだされば、如何様にも……」


「クソ。そのためだけに血を使えるかってんだ。それか、魔法を教えるように契約の呪文を使おうかな」


「……それはお断りします。アロガン様は安全な位置にいてくれないと困りますから」


 近くの村まで戻って、 炸裂水牛ボナコンを倒したことと、その死体を置いてきたことを自警団へ伝えておくと、頭を下げられて大袈裟に感謝をされた。

 遺体の処理や活用はこいつらに任せて、わたしたちは次の幻想生物を狩るために移動をはじめる。

 吠える獣ってやつは、魔物や猛獣を次々と生み出していたが、今年になってその数も増えているらしい。長年の警護と防衛で国の騎士団も疲弊しているため、早くわたしに吠える獣を討伐してほしいのが王からの望みなんだと、遠回しで尊大な言い方で伝えられた。 

 何度も吠える獣を討伐しようと精鋭を差し向けたがダメだったという話もされたし。予言者に頼ったり、ダメ元で村娘にそんなことを頼むくらいだから、本当に困っているのだろう。


「では、帰りましょうか」


 澄ました顔でエラトマがそう言ってくる。

 こいつとの契約がはじまったのは、わたしが七つの誕生日を迎えた年のことだった。

 どこぞの予言者が「今年七つになる赤髪の子が吠える獣を滅ぼすだろう」と言ったらしい。そのせいで、七歳の子がいる村をたくさんの魔獣たちが襲った。わたしの村に来たのはその中でも最悪な種類……火炎を吐くドラゴンだったのだ。

 あっと言う間に村は火に包まれた。機転を利かせた両親がわたしを地下の食料貯蔵庫へ押し込んだおかげで助かったあの日、村が静かになって火竜が去ったあとにエラトマはやってきた。

 泣き疲れて地下で眠っていたわたしに、エラトマは「俺に幻想生物を食わせてくれ。そうして力を蓄えれば、吠える獣を殺す剣になってみせる。運命の子、俺と契約しろ」と乱暴に迫ってきた。

 契約をすれば、両親の敵をとれるし食うに困らないと言われて思わず頷いたけれど……それが全ての間違いだった。

 それに、エラトマがなんで吠える獣を殺したいのかも実はよくわかっていない。聞ければ良いんだけど……なんだか毎回はぐらかされてばっかりだ。

 エラトマに引き取られてからは、よくわからないきらきらした土地に閉じ込められた。それが俗に言う妖精の国ってやつだと知ったのは、しばらく経ってからだったが……そこでわたしは幻想生物狩りに不要な礼儀作法から騎士に必要な剣術、魔法の知識にダンスのステップまでを詰め込まれて育った。

 そして十七歳になった今年、人間の世界へ戻され、予言者に呼び出されて王命を下されたというわけだ。


「では、ゆっくりとお休みください」


 木の洞にある蓋のようなものをエラトマが開くと、どこからでも自宅へ帰れるということは便利なことの一つだ、わたしが同じことをしてもそうはならない。

 お辞儀をしたエラトマを薄目で見送って、干草の匂いがする布団に潜り込む。

 エラトマがあんなに慇懃無礼になったのはいつからだったっけ。よく覚えていない。昔は、もっと気さくに話していた気がするんだけど。

 うとうととしながら、そんなことを考えている間に眠りについていたらしい。 

 目を開いたときには格子窓から眩しいほどの光が差し込んでいた。

 伸びをしながら部屋を出ると、パンと肉と豆のスープが食卓に用意されている。


「おはようございます、アロガン様」


「おはよう、エラトマ。今日はどうするんだっけ」


泥岩河馬ベヘモトを狩りに行きましょう。ドラゴンほどではないが、とても強力な幻想生物です。ドラゴンに挑む前の肩慣らしにちょうど良いでしょう」


「どういう生き物?」


「沼地に住む岩のような皮膚を持つ河馬ですね。河馬というのは牛と豚を足して巨大にした生物と言えば通じるでしょうか?」


「注意した方が良い点は?」


「噛む力が非常に強い生き物で皮膚も硬いですが……愚鈍です。十分な距離を保っていればアロガン様が危険な目に遭う可能性は低いかと思います。ただ、倒すのに時間はかかると思うので、木の上に登るなどして最低限自分の身を守っていただけると助かりますね」


「はいはい。んで、弱点とかはないの?」


「ほぼないと言って良いでしょう。幻想生物といえど生き物なので、毒には弱いでしょうが……私がいれば毒など使う必要はないでしょう」


「わたしが魔法を使えたら、楽になったりしない?」


「私だけで十分です。アロガン様が戦う必要はありません」


 前回までの反省を活かして、なるべくどんな生物なのかを頭に入れておく。こいつは聞けば嘘を言うことはないはずだから。

 嫌みさえ言わなければ顔も良いし、知識も豊富なやつなのにな……と思いながら、わたしは食事を手早く終わらせて出発の準備をする。

 入口から出れば沼地の近く……というわけではなく、昨日休むために入った木の洞から出て、馬に乗って沼地へと向かう。

 三日ほど馬で移動をしなければならなかったけれど、エラトマのおかげで夜は寝具で眠れるし、朝食も夕食もしっかりと食べられるので旅路というものの中では楽な部類なのだろう。

 毒が効果的って言われていたので、こっそりと激辛スパイスを台所からくすねて秘密兵器も作ってある。いざとなったらコレを使うんだ……とポケットの中へ偲ばせて沼地へと進むことにした。


「沼っていったって! こんな泥だらけとは聞いてない!」


「聞かれませんでしたから」


 泥岩河馬ベヘモトを見かけて追いかけようとした時だった。ずるりと足が滑って沼に腰まで沈み込んでしまった。

 わたしの脇の下に腕を回しながら、エラトマが上へ引き抜いてくれたけれどわたしの鎧も靴もドロドロで使い物になりそうもない。

 仕方ないので泥まみれのまま泥岩河馬ベヘモトを追いかけるために沼地を進んでいく。


「あれだ……」


 さっきは岩みたいな後ろ姿しか見えなかったけれど、今度はしっかりと全身をこの目に捕らえることが出来た。

 本当に岩みたいにゴツゴツとして灰色の皮膚は硬そうで、ところどころに苔が生えている。それに雄牛よりも大きくて豚のように脂肪があるから一般的な兵士の剣も通らなそうだ。それどころか、そこらへんの肉食動物の牙や爪だって通さないかもしれない。

 耳まで開いた大きな口と丸太のような太さの牙……そして人間の頭よりも大きな二つのぎょろぎょろとした目……愚鈍だとは聞いているけれど正直、あいつに襲いかかれて逃げられる気はしない。

 十分な距離を取っているにも拘わらず、山の様に大きく見える泥岩河馬ベヘモトに向かって小さな弓を引く。距離は十分なはずだ。隣には涼しい顔をして泥だらけの沼をものともしないエラトマが静かに佇んでいる。

 空気を切り裂きながら弓が泥岩河馬ベヘモトの目へ向かって飛んでいく。わたしを見てくれれば、後はエラトマに任せれば良い。

 硬い音と共に頼りない矢尻が泥岩河馬ベヘモトの分厚い瞼に当たった。ぽちゃんという小さな音を立てて水に矢が落ちると同時に巨大な岩の山はこちらへ向かって動き出す。


「我アロガンこそは吠える獣を狩る者。名も無き獣よ其方はわたしの剣、其方はわたしの盾、其方は幻想を狩るための爪……!我は命ずる、山を背負う沼地の獣を狩れ」


 愚鈍――とはとてもいえない速度に焦りながらも、わたしはエラトマを使うための呪文を口にして、ナイフで指を切る。それから血を彼の腕へと押し付けた。

 稲妻のような光が放たれて、すらりとした姿の猛獣が現れる。新雪のような毛皮を泥で汚しながらエラトマは泥岩河馬ベヘモトへ向かって駆けていくと鋭い爪で泥岩河馬ベヘモトの目を狙った。

 硬い瞼があっても、覆われていなければ目は無防備らしい。目を閉じながら大きく耳まで裂けた口を開閉する泥岩河馬ベヘモトを、飛び上がったエラトマが上から思いきり踏んづけた。

 そのまま暴れ狂う泥岩河馬ベヘモトに上から覆い被さるような形になったエラトマだったが、硬い装甲と分厚い脂肪の上から引っ掻いてもなかなか致命的なダメージは与えられないらしい。

 手に汗を握りながら見ることしか出来ないわたしは、せめて足を引っ張らないようにと自分の身を守る為に太い木の上に登っておくことにした。

 知識はあるが、魔法が使えるわけでもない。騎士と同じことを習ったって怪物と戦えるわけではない。わたしはただの餌で、エラトマが幻想生物を狩るための釣り餌みたいなものでしかないとはわかっているが……それでも悔しかった。

 少しでも役に立ちたい。だから、わたしはこっそり用意していた唐辛子を死ぬほど詰めた布の塊をポケットから引き摺り出して弓の先端に括り付けた。太い枝の上に立ち上がって、弓を構えて、腕を引く。それから、大きな声を出して泥岩河馬ベヘモトの注意をこちらへ向けた。

 エラトマの目が大きく見開いた気がする。こちらに視線を向けた泥岩河馬ベヘモトが大きく口を開いて、わたしはその口に向かって弓矢を放った。

 弓矢は見事に泥岩河馬ベヘモトの口の中に入り、大きく仰け反って喉元を晒した巨獣の喉元にはエラトマの鋭い牙が深々と突き刺さったのが見える。


「やった」


 そう。わたしは油断をした。エラトマを引きずったまま岩のような塊がこちらへものすごい速度で突進をしてきている。

 両腕をあげていたわたしは、泥岩河馬ベヘモトが木に体当たりをした揺れに耐えきれずに間抜けにも枝から体が振り落とされる。


「アロガン!」


 大きな声が聞こえて、元の姿に戻ったエラトマにわたしは抱えられていた。

 きらきらとしたキレイな白髪は泥にまみれていて、いつも澄ました顔をしている彼の表情は大きく目を見開いて動揺した光が宿っている。

 少し遅れて、空気が震える音がした。まだ事切れていなかった泥岩河馬ベヘモトが大きく口をあけてわたしたちの方へ一、二歩進み出てきて、その口を閉じることなく体を横倒しにして動かなくなった。

 泥まみれになりながら、エラトマは抱えたままのわたしを抱きしめて溜め息を漏らす。


「ごめん……ちょっとでも役に立ちたくて」


 いつもなら嫌みの一つは飛び出してくるはずなのに、無言なことが怖くてついつい先に謝るとエラトマはようやく顔を上げてわたしと目を合わせてくれた。


「お前に、無茶させないようにしてたってのに」


 いつも平静で、めったに変わらないキレイな顔がくしゃっと歪んだ。それから、最初に会った時みたいな話し方になっていた。


「ねえ、エラトマ、その喋り方の方がいいよ」


「うるさい。こうでもしないと、お前はアホだから主従関係を保てないと思ってたんだよ」


 エラトマのキレイな金色の瞳が柔らかい光を帯びた。でもそれは一瞬のことですぐに弓なりの眉をつり上げて、そんなことを言ってくる。


「アホってなに!?」


「アホはアホだ。お前はいいやつすぎて、俺のことを道具として使えないだろう? それどころか俺のことを昔庇いやがっただろ? だから使いやすくするためにああやって……」


「そんな昔のこと覚えてないよ! それに、そんなことしても無駄だってわかったでしょ?」


 あの慇懃無礼にそんな理由が込められてたなんて……。驚きながらもわたしは、慇懃無礼で冷たいエラトマが、実はそうじゃなくてわたしのためにわざと無理をしていたと知って少しだけうれしくなった。

 それに、こっちのコロコロと表情の変わるエラトマの方が、わたしは好きだなって思う。好きになられたら困るから、冷たいフリをしてたから、それは正しいことになっちゃうのかもしれないけれど。


「無茶して欲しくないならわたしにも魔法を教えてよ。そしたらもっと強くなれると思うからさ」


「……仕方ない。魔法は危険だから扱わせたくなかったが……アホには何もさせなくても危険だってわかったからな」


「アホは余計でしょ!」


 慇懃無礼からただの無礼になっただけかもしれない。

 でも、この方が二人でちゃんと色々なことに立ち向かえるようになるのかもしれないなって思った。

 エラトマはわたしをようやく下ろすと、泥岩河馬ベヘモトの牙を一本だけ切り取っていつも持ち歩いている袋に入れた。


「んじゃあ、帰ろうかアロガン」


「わかった」


 手を差し出してきたエラトマの手を握り返して、わたしたちは歩き出す。

 こうやって少しだけ、打ち解けられたなら、いつかエラトマは吠える獣を倒すために力を貸す理由も教えてくれるのかな。

 きっと遠くないうちに、そんな日や、吠える獣を倒せる日が来るってことを信じながらわたしたちは帰路についた。

 


―END―

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紅髪のアロガンと白銀のエラトマ こむらさき @violetsnake206

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