氷の女神の攻略法

ねこさかな

二人の出会い

読みに来てくれてありがとう

初作品なのでよろしくです( `・ω・´)ノ ヨロシクー

感想くれると嬉しいなby作者



俺の学校には氷の女神と言われる人がいる。もちろん氷も女神も比喩であるが、確かにと思うほど冷たく、容姿も整っているのだ。それが彼女、月見里 雫だ。

水色のストレートは氷が光を反射するのと同じように光を反射している。肌は氷だと言わんばかりの透明感がある。

そして俺、旭日倉はほぼ特徴のない人間だ。強いて言うなら、お菓子作りが得意だ。

明日はガトーショコラでも作ろうかな

「おはよう」

「あ、おはよう」

こいつは光導奥田俺の友人だ。人当たりもよく、たまにクラスメイトが相談しているのも見る

「明日映画鑑賞しよう。勿論、日倉に家で」

「何でだよあまいいけど」

「やたぜ!お菓子もゲット」

「お菓子目的か」

「いや、厳密には違う。ゲームしながら、お菓子を食べたい」

「おい」

「まあいいじゃねえか。うまいんだよ日倉のお菓子が」


いいんだけどさ、こいつは、思ったことをズバズバ言う。光導のおかげでお菓子作りがうまくなったんだ。

たまたま作ったクッキーを食べさせたら焼き具合はいいけど粉っぽいって言われて悔しくなって、練習して食べさせてそれを繰り返してそうして上手くなったんだ。


「そりゃどうも」


「それで明日は、何作るんだ」


「ガトーショコラ」

「今さらだけど材料費って親が出してくれてるの?」


どうする、俺は動画サイトにレシピをあげてその収益で作っている。だが学校の皆には、秘密にしている。がこいつには、言ってもいいかなと思い始めた。

こいつのお陰で趣味も出来て収益も入った。

だからだ決して相談に乗って欲しいわけではない。

「自分で考えたレシピを動画サイト上げて、のそ収益で作ってる」

「なるほど。じゃあチャンネル登録者1000人超えてるってこと」

「あまそうだな」

「すげーじゃん」

「お前に出したレシピも載ってるから」

「なんてチャンネル名?」

「USAGIの料理チャンネル」


そう言うと光導はスマホをいじり始めた。そして 驚いた顔をすると


「うわすげー安直・・・は?!登録者5万人超えってま?」


なんて言うムカつくことを言ってきた

だが心の優しい俺は「俺もそれなりに頑張ってるってことだ」と言ってやった

そんな事にきずいてない光導は

「すげーなお前」なんて言ってきた

まあ今は機嫌が良いので許してやることにする

「まあな」

「じゃあまた」

「また明日。ケーキ楽しみにしてる」

「おう。楽しみにしておけ」

光導と別れた。家に向かって歩いていると。

「さっきの話、本当ですか?」

「うぁ!ふは?」

「ふはって!変な声だね」

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