第5話 絆・前編

 貴方は私の全てだ、ヨーゼフ。


『父上。わたしはもう、おもちゃや誕生日プレゼントを欲しがったりしません。お邸(やしき)の外へ遊びに行きたいとも言いません。父上に打(ぶ)たれてももう絶対泣いたりしませんし、一日十時間の魔術の勉強も、剣術や馬術の練習も、嫌だって言いません』

『だから、―――この子と友達になることを許して欲しいんです。ヒメルの目、マラキアの月の目をしたこの子と。この子は心がとってもきれいな子だから、目がマラキアの月になったんです。友達になりたいんです』


 あの時から、貴方は私の全てだ。貴方以外、私は何も必要としない。


 ラインハルトたちがグリツィーニエ村に入った時、空は青から茜色に変わろうとしていた。村で唯一軒の宿、折れた剣亭に一行は投宿した。

 血や土埃に塗れていたラインハルトは奉公人に洗濯物を頼み、アドルフはヴィントの世話を頼んだ。風呂を済ませ、小ざっぱりしたシャツ、黒ズボンに着替えたアドルフが居間に戻ると、先に風呂を済ませていたラインハルトは、荷物の整理をしていた。新しい白シャツの襟元を飾る空色のリボンが、見るからに清々しい。ぬるま湯に浸した布でラインハルトに体を拭ってもらった小犬――いつの間にかラインハルトはぽんぽこ改めぽこと呼ぶようになっていた――は、ブランケットにくるまり、肘掛け椅子にうつ伏せてうとうとしている。しかし屈託と悄然の気配は、そう容易に消えるものではない。

 二人の様子を見たアドルフは、食堂で三人分の夕食を頼んだ。揚げたてのカツレツ、マッシュポテト、きのことブロッコリーのサラダ、グリルソーセージ、ハム、チーズ、パンからなる、たっぷりの食事である。

 律儀な硬骨漢と見えて、アドルフは存外、人の心の機微に敏い。ラインハルトとぽこの悔しさ、痛みを思いやっているのだろう。ぽこがカツレツの一切れをかすめても怒らなかったし、白パンをかすめても怒らなかった。だがラインハルトとぽこがブロッコリーを残そうとした件については、一言言わずに済ませることをしなかった。

「ちゃんと食え貴様ら」

 アドルフの言葉は、簡にして要を得ている。

「ふへー、食べなきゃ駄目ですかあ。こんな苦いの」

「ブロッコリーって丸いし青いしっ!」

「一口だけでも食え。……どうしても食えなけりゃ、俺が食ってやる」

 なんのかんのでアドルフは、ラインハルトとぽこに甘い。こうしてブロッコリーにいわれなき不満を抱く二人はサラダに手を付けたわけだが、食べ終えるまでは早かった。ラインハルトが満足げにお腹をさすっていると、厨房から宿の主人フリスゲスが現れた。目尻に刻まれた皺が穏やかさを醸し出す、朴訥な雰囲気の初老の男だ。主人は気軽く、

「坊ちゃんら、美味かったかいね。おらとこの料理な」

「うん!すっごくっ」

 ラインハルトは大きく頷き、

「カツレツとソーセージも美味しかったけど、サラダも美味しかった!ブロッコリーはちょっと苦手だったんだけど、甘いきのこやカリカリのベーコンと合わせると美味しいんだっ!ブロッコリーがいっぱい食べられたっ」

「そうかいね。こんながで良けりゃ、朝食はきのこのスープな出そうけ。きのこは森でいくらでも採れっけに」

「やったあ!きのこのスープだあ!」

 無邪気に喜ぶラインハルトに親しみを覚えたのだろう。フリスゲスは厨房に取って返し、三人分の飲み物を持って来ると、

「ほれ、坊っちゃんと犬ころには蜂蜜入りのミルク、でっかい兄さんにはコーヒー持って来たぞいね。魔術師の坊っちゃんな、怪我はもう大丈夫かいね。うちに入って来られた時な、えらい疲れとられたれど……」

「………」

 ラインハルトは答えに窮した。まさか帝国の魔術師と将軍を相手どって戦い、惨敗したとも言えない。さりとて、フリスゲスの飾らぬ気遣いを無視するのも心苦しい。

 ラインハルトの胸中を察したのだろう。アドルフは持ち前の無造作な口ぶりで、

「怪我のことなら心配は要らん。エーデの森を通った時に、何に驚いたのやら、ヴィントの奴が竿立ちになってな。俺たちを振り落として、えらく暴れたんだ。その時の怪我だ」

 アドルフの言うことも、嘘八百というわけではない。竿立ちになった馬に振り落とされたのが、ラインハルトの魔術に撃たれた帝国兵だということ。ラインハルトたちに傷を負わせたのがヴィントではなく、ヨーゼフとオイゲンだということを適当に誤魔化しただけだ。だがフリスゲスは、

「ああ…。そうけえ。あの森ならそういうこともあろうのう…。あんたさんらち、その程度で済んで良かったちゃあ……」

 得心と安堵の様子で頷いている。何か聞き出せそうだと思ったアドルフは、コーヒーカップに口を付けつつ、

「エーデの森に何かあるのか?ヘル・フリスゲス。帝国があの辺りに手を伸ばそうとしているとかなんとか、噂で聞いたことはあるが……。俺は半信半疑でいた」

 フリスゲスが――食堂には他の客はいないのだが――声をひそめた。

「兄さんの聞かれた噂な、本当のことだぞいね。帝国の人らちが何やら、森の奥にでっかい灰色の建物を建ててのう。はっきり見たもんはおらんけど、帝国の兵隊さんらちや魔術師様らち、おっとろしい人らちが出入りするようになってのう。―――それからよ」

「それからって、どうしたんだ?」

 ラインハルトが身を乗り出す。フリスゲスは日に焼けた顔をしかめたまま、

「エーデの森が、何やらおかしいことになってしもうたがよ。村のもんが森を通ると、馬が暴れ出したりしてのう。おらの従兄のプラングのとこの次男坊も、振り落とされて怪我したがよ。さっきの兄さんの話みたいにのう」

「ヴィントは俺よりよほど鋭いからな。俺が感じ取れないような森の異様な雰囲気を察したのか知れん」

 アドルフはなかなかどうして、話を聞き出すことが巧者である。フリスゲスはアドルフの言葉に頷き、

「それよ。おとろしい人らちな出入りしとるし、何を焼いとるやら、塀の向こうからしょっちゅう煙な上がっとろう。プラングのとこの次男坊の馬な、森の奥に逃げ込んでしもうたれど、それ切り戻って来ん。何ぞおとろしい目に遭わされてしもうたがやろう。そやけど相手は帝国の魔術師様らちやけに、わしらは何も言えん」

 ぽこは黙し、湯気をあげなくなったミルクのカップに両手を添えている。丸ぽちゃのその顔に、屈託が翳りを落としている。ラインハルトはぽこを抱き上げ、膝に乗せてやった。

「帝国な、わしらには思いもよらんような、おとろしいことをしとる。しようとしとる。今はエーデの森だけだれど……。グリツィーニエや近隣の村も、どうなるやら分からん……。先のことは分からん」

 フリスゲスのその声は、ラインハルトが見つめるカップの底に重苦しく沈んだ。

「坊っちゃんら、悪かったのう。爺(じい)が愚痴言うてしもうて。今夜はゆっくり休んでくだはれ。何や欲しいもんなあったら、儂(わし)か嬶(かか)に言われ」

「うん…」

 ラインハルトは頷いた。フリスゲスの気遣いが、疲れた心にじんわりと沁み入る。

「うん、ありがとう…。うん…」


 部屋に戻った三人は、しばらく口をきかなかった。ラインハルトはソファーに座り、ぽこを抱きかかえたままでいる。肘掛け椅子に腰を下ろしたアドルフは、室内履きの爪先を睨むように見つめている。

 口火を切ったのはラインハルトだった。

「ぽこ、今から私が聞くのはぽこにとってつらいことだと思う。だから答えられることだけ、言ってくれれば良いんだ。……レーベンスブルネンの目的は、一体なんなんだ?どんな実験が行われているんだ?」

「レーベンスブルネンが目指しているのは、ヒメルの血脈―――あるいはそれに匹敵する魔力の持ち主を増やすことなんです。帝都では、ヒメルの血脈でないものにヒメルの血脈の魔力を注入し、人工的にヒメルの血脈を作り出す実験をやってるみたいです。エーデ実験棟でやっているのは、昼間ヨーゼフが言ってたでしょ。非生命体を生命体に改造する実験です。だからボクはこうやって話せるようになって、魔法も使えるようになったんですけど、……実験の大半は失敗に終わってます。フリスゲスさんが言ってた煙っていうのは、廃棄処分された実験体を焼却する煙です……」

 項垂れたぽこを、ラインハルトが抱きしめる。

「ぽこ、話してくれてありがとう。それと、痛いこと聞いてごめん……」

「大丈夫です。おちびがぎゅってしてくれたから……」

「帝国がヒメルの血脈へ向ける執着は、異様なもののようだ」

 黙していたアドルフが口を開いた。声音には持ち前の無造作と沈着が戻っている。

「ヘル・フリスゲスやぽこの話を聞いて思ったんだが、皇帝アルベルト・ベルンハルトは何を目論んでいるんだ?マラキアのためになることとは思えんが。人が侵してはならん領域を侵してまでの、恐ろしい目論見というのは……」

「アドルフ」

「どうした、ライニ」

 怪訝そうな面持ちのアドルフを、空色の目が見つめた。

「私は帝都に行きたいんだ。それだけじゃない。レーベンスブルネンの実験棟に入ってみたいんだ」

 アドルフが茶褐色の眉をひそめた。ぽこは周章し、ラインハルトの頬をぺちぺちと叩いている。

「危ないですよう!おちび。捕まって廃棄処分されちゃいますよう!」

「ぽこが心配してくれるのはありがたいし、もっともなことだと思う。だけど私はぽこの話を聞いて、廃棄処分される実験体を助けたいって思ったんだ。それにレーベンスブルネンの意図をもっと知りたい。―――命を作り出す、不要な命を処分する。アドルフも言ってたけど、帝国がしていることは人が軽々しく触れてはいけない領域への侵犯だ。なんだか恐ろしい予感がするんだ。…ううん。帝国よりもっと恐ろしいものが……。もっと恐ろしいものが帝国の背後にいるような……」

「なんでそんな怖いこと考えるんですよう!おちびぃ」

 ぽこがラインハルトの首筋にしがみついた。ラインハルトは常の彼に似ぬ沈鬱な表情で、

「……分からない。私にも分からないけど、そう感じたんだ。もっと恐ろしいものが帝国の背後にいて、それが帝国を操っている……そう感じた。マラキアを恐ろしいことにしようとしているって」

「………」

 アドルフは黙したまま、ラインハルトを見つめている。ラインハルトは無理に笑い、

「ごめん、ぽこ。アドルフも。驚かすようなこと言っちゃって」

「全くですよう、おちび」

 ぽこが安堵の吐息をついたのも束の間、

「でも、レーベンスブルネンには何とかして入りたいんだ」

「いやそこが一番驚くんですけども!帝国兵や魔術師たちに捕まったらどうするんですよう!今日だっておちびは、ヨーゼフに手も足も出なかったでしょ!ヨーゼフはレーベンスブルネンの運営責任者なんですよ」

 ぽこの両手がラインハルトの頬をぺちぺちと叩く。頬に小さな手形を付けられながらも、ラインハルトはぽこを見つめた。

「無論、策は練ってゆく。捕らえられた時に備えて、脱出用の魔道具(まどうぐ)も揃えていく。……村の魔道具店の前を通った時に感じたんだけど、あの店の魔道具の質はとても良い。それを買い整える。危なくなったら逃げることを第一に考えて行動するんだ。レーベンスブルネンの実態は解き明かしたいけれど、命に替えてもとは思っていない。アドルフもぽこも、無理についてきてくれとは言わないから……」

「貴様について行かん。俺にとってはその選択肢が、無理な相談だ」

 黙したなりのアドルフが口を開いた。精悍な面差しに、微かな笑みが浮かんでいる。ラインハルトは顔を上げ、一途な武人を見やった。

「アドルフ!」

「アドルフさん!なんでおちびに余計なこと言うんですよう!」

「俺はメルヒオールに貴様を託された。シュテルンツェルトの村人たちにもだ。俺も貴様を守りたい」

 ―――テティスの最期の願いを、俺は。

「ありがとうっ!アドルフ」

 ラインハルトはソファーを立ち、アドルフの首筋に腕を回した。ソファーに置いてゆかれたなりのぽこは、やや気が進まなさそうだが、それでも、

「……分かりましたよう、ボクも行きますよう」

「ぽこもありがとうっ!」

 ラインハルトが空色の目を潤ませた。一方ぽこは淡々としていて、

「だってボク一人が残って、おちびが廃棄処分されちゃったら、ボク、その日から路頭に迷いますし。ところでおちび、レーベンスブルネン潜入の策とやらを聞かせなさい」

「……なんか腹立つな」

ラインハルトはぶつぶつ言っていたが、ややあってテーブルに紙とペンを置き、

「脱出用に、移動魔法(いどうまほう)の効果を有する天馬(てんま)の羽(はね)は必須だ。それからメルクリウスの鍵も。これは魔道具店で素材を揃えて私が作る。メルクリウスの鍵造りに必須の、機知の護符(タリスマン)は持っているから。あとは相手の魔術を封じるための、ネペレの霧、魔封(まふう)じのロープ。……敵に奪われてしまってはこちらが不利になるから、魔法水晶(まほうすいしょう)を買い足さなきゃ」

「……思ったより考えてるじゃないですか。おちび」

 ラインハルトが書きつけてゆく事々を、ぽこは感心したように見つめている。アドルフも紙面を覗き込み、

「ライニ、俺は魔法を使うことが出来ん。天馬の羽を余分にくれ。そしてメルクリウスの鍵、ネペレの霧、魔封じのロープだが、俺やぽこにも使うことが出来るのか?」

「魔道具はアドルフみたいな騎士にも使える。だからこっちも余分に作っておく。あとはレーベンスブルネン内部の地図が欲しいな。これはアネモイの風術(ふうじゅつ)を使って作る」

 真剣そのものの二人に、呑気もののぽこは、

「あー。なんか気持ちが楽になって来ました、おちび。もしかして潜入楽勝?」

 楽天家のビーグル犬に、とうとうラインハルトが飛び掛かった。ぽこの口をぐいと引っ張る。

「調子良いことばっかり言うなっ!馬鹿ぽこっ」

「あばばばばばばば」

 簡にして要を得たアドルフの怒声が、居心地の良い部屋に響いた。

「真面目に考えろ貴様ら!!」


 それから三人は寝支度をし、麻のシーツのさっぱりとしたベッドにもぐり込んだ。緊張と疲労が蓄積していたのだろう。ラインハルトの胸にぽっちゃりした顔と手をもたせかけながら、ぽこが寝息をたて始めた。ぽこを起こさぬよう気を付けながら、ラインハルトはアドルフにそっと向き直った。

「なあ、アドルフ」

「どうした?ライニ」

「……あの意地悪ヨーゼフだけど、アドルフがオイゲンを殺そうとしたことをすごく怒ってた。オイゲンを家族だって言ってた。ヨーゼフはどうして、オイゲンをあんなに大切に思っているんだろ」

「……あくまで俺の推測だが」

 アドルフの青い目が、暗い天井を睨むように見上げた。

「同じ傷、同じ痛みを乗り越えてきたんじゃないのか。あの二人は。痛みを共有することは、互いの絆を強固なものにするからな。それからライニ、ヨーゼフとオイゲンのあの目を覚えているか?」

「すごく冷たい目をしてるって思った。ヨーゼフの目はなんだか物凄くて、怖いくらいだった……」

 アドルフは頷き、

「それもある。だがあの二人の目は、人生で早過ぎるほど早い時期に、凄まじく嫌なものを見た。それ故世界に心を閉ざしてしまっている―――そんな目だ」

「うん…」

 ラインハルトはアドルフの引き締まった横顔を見つめながら、

「二人はお互いのことしか要らないって、信じないって、そう思ってるのかな。お互いしか家族じゃないって」

「かも知れん。だがオイゲンは……分からん」

「他にも必要としてる人がいるってことか?」

「いや……。あいつはどうも―――」

 ヨーゼフを家族と思っているだけじゃなく、奴にほの字だと言わずにおいたのは、律儀な武人の心遣いである。何かにつけヨーゼフ、ヨーゼフと呼び、ヨーゼフにだけ感情を見せていたオイゲンの姿が、アドルフの脳裏に蘇る。

「いずれにせよあの二人は、互いを必要としているんだろう。だがヨーゼフはオイゲンを失ったとしても生きてゆくだろう――エーデの森であいつが言っていたように、例えそれが相手への復讐のためであれ――が、オイゲンはヨーゼフを失ったなら生きてゆくことは出来ないだろう。オイゲンの精神力がヨーゼフほど強靭ではないのは、そのためだ」

「うん…」

 ラインハルトが小さく吐息をついた。

「ライニ?」

「私はヨーゼフのことなんか全然好きじゃない。好きじゃないけど。……二人に何があったんだろうって、ちょっとだけ思ったんだ」

 アドルフがラインハルトを見つめた。大きく無骨な手のひらが、ラインハルトのすべらかな頬を軽く叩く。

「ライニ、優しさは貴様の大きな長所だ。だがライニ、情けは闇雲にかけるな。世の中には情けに情けで応じる奴と、情けに漬け込む奴がいる。ヨーゼフがどちらかは、まだ分からんからな」

「うん」

「ライニ、優しさと賢さを持て。貴様なら出来る。出来るようになるまで、俺も手伝ってやる」

「うん。ありがとう、アドルフ」

 空色の目がアドルフを真っ直ぐに見つめる。アドルフは照れたように笑い、

「かく言う俺も、まだまだだがな」

「大丈夫大丈夫。おちびに出来るんなら、大概の人は出来るでしょ。ふあ〜あ」

 ぽこの眠そうな声が部屋に響いた。ラインハルトはがばと起き上がり、

「あっこいつ!いちいち腹立つ奴だっ!」

「あばばばばばば」

「貴様ら!!いい加減にしろ!」

 アドルフの怒声は概ね的確である。

 程なくして薄闇の部屋には、三人の穏やかな寝息が響き始めた。

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