第11話 凶器は車椅子だった。
静かな夜中の寝室。妻の不条理な寝言に休みはない。
妻「プランターのトマトが全滅したああー」
夫「ぷふっ!それはないよおー」
妻「…うるせえなあ。車椅子でひき殺すぞ」(注:激低音ボイス)
夫(なんで僕ひき殺されなあかんのーーーーーーー⁈)
妻「…スヤア…」
夫「あ、そこで寝るんだ…」
朝。
妻「昨夜は申し訳ございませんでした。ウチにはプランターもトマトもございませんので全滅することもございません。また、ひき殺すなどと言って申し訳ありません」
夫「トマト育てたいの?」
夫はイイやつだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます