へぇ、戦時中は国内で何とかボーキサイトを入手しようとしたんですね。それこそ地元民しか知らない歴史なんでしょうね。
作者からの返信
ネットだと資料があまり出てこないですし、地元民も今となっては知っている人は多くないのかもしれません。
何せ昭和19年~20年にしか稼働していないようですし、採掘は学生の勤労奉仕であまり大がかりな事はやっていないようですから。ボーキサイト(厳密にはボーキサイトの主要構成物質であるギブス石)の質は、Al₂O₃が50%以上含まれていたらしいので、悪くはなかったようですけれど。
お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。
鉱山って石炭も含めて埋蔵量も大事ですが、精錬が簡単な材質(良質)かということと何より簡単に掘れる場所にあるかということ(費用対効果)が重要ですよね。
日本は石炭は露天掘りできるオーストラリアには敵わないですし、他の金属もそんな感じがします。
戦時中のようにほぼ無償で学徒動員ができるなら、非効率でも無問題という感じだったんだろうなと想像してしまいます。
コトーミ神、農業から一気に鉱業に進むとは驚きです。
神なら公害問題の心配がないのは安心ですね。
作者からの返信
>何より簡単に掘れる場所にあるかということ(費用対効果)
>無償で学徒動員ができるなら、非効率でも無問題という感じ
坂出の飯野山のボーキサイトは、まさにこの『学徒動員ができるなら』だったみたいです。ほぼ山頂に行かないと無いみたいですし。
>農業から一気に鉱業
環境が悪すぎて、神以外は鉱業が出来ない地域なのです。
(香川県、まさにそういった土地なので。鉱山の数が他の県と比べて段違いに少ないですし、しかも半分は小豆島の炭鉱とか砂鉄とか……)
お読み&コメントいただき、本当にありがとうございました。