魔王様暇なので別世界の魔王を討伐するそうです。
俺にゃん
第1話暇なんで異世界転生
人類と魔族との戦いは現在もなお、苛烈な戦いを繰り広げていた。魔王は歴代最強と言われる。イ・ラグドリア・ジャッジ通称、
ラグドリアが魔王になって、早1万5642年
冒険者の殺害人数421
勇者の殺害人数16
魔王まで辿り着けづに死亡した冒険者の人数19万人以上
それでも魔王イ・ラグドリア・ジャッジは討伐されていなかった
まさしく恐怖の象徴である
人間軍も勇者だけに頼らず、新兵器の開発、ドワーフやエルフとの連合軍など出来る限りのことをした。しかし魔王は頭脳と知識と才能で、その全てを葬った。
そんな魔王は今、、、
「なぁ、側近よ」
「はい、どうかされましたか?魔王様」
「別の世界に行きたい」
「、、、、、は?」
異世界転生を考えていた
「え、、いや、、、魔王様?本気で言ってるんですか?」
側近は戸惑っていた、普段の彼を知ってる魔族なら信じないほどに
「マジだ、いやな我魔王になって1万と5962年最初は命を削りあう戦いをしてたんだが、今の勇者はなんなのだ?我ここ数千年本気で戦えておらん!」
恐神者とは何だったのかと言うほどの体たらくで子供のような性格、しかしこれは側近や他の上位魔族は知っておりいつものことであった。しかしそのいつものことが普段よりも暴走しているだけである、、、、
「そ、それは魔王様が強くなったからですよ」
側近の言う通り魔王は昔に比べて強くなっている。それは魔王が噂とは違い努力をするからだ、魔法も武術も例え自分より位が低い者からでも習うその貪欲性が彼を強くしてきた
「そのせいで張り合える敵がいなくて、困っておろうが!」
「す、すみません、、?」
側近自身なぜ謝ってるの分かっていない
「だから、我異世界に言って別世界の魔王討伐してくる!」
「、、、なに言ってるんだ、このバカ」
「おい、聞こえておるぞ」
「、、、しかしなぜ魔王なんですか?勇者もいるでしょう?恐らくですが」
側近はなぜ
「だって、魔王倒したら、そこで勇者待てるではないか」
「2人共やるつもりなんですね、、、」
側近は魔王が、別世界の魔王と勇者2人と戦おうと思っているのを聞き今日は一段と暴走しているなと思っていた
「じゃあ側近、これはい」
「、、、なんですかこれは?」
魔王は側近に円柱で真ん中にベルマークが着いているボタンを渡された
「呼び出しボタンだ!本当にヤバイときにそれを押してくれ、例え別世界にいても我を呼び出せるぞ!」
「は、はぁ、、、」
「ちなみに通話も可能だ、横の青い鳥マークのボタンがあるだろ?そこを押せば我と通話できる」
「な、なるほど、、、」
側近は今の現状に理解は出来ていなかったが、自分の頭脳をフル回転させ理解しようと精一杯だった
「じゃあ、我はそろそろ」
「あ、もう行くんですね」
【古代魔法】
「異リ亜羅ヲ」
魔王グリドリアが、古代魔法の1つである世界を旅する魔法を使い別の世界に移動した
・ ・ ・
「お、お気をつけて、、、」
空間が曲がり世界の切れ端に魔王が入って行くのを見送っていた側近は、いまだに固まっていた。
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