第50話
「しっかりしてください、ご主人様。」
「ボクにかかればこんなものだよ!」
あれから俺はシルクとティーナに搾り取られた。10回以上も搾り取られた俺がぐったりとしているのに、シルクもティーナも元気いっぱいだ。
あれだけ恥ずかしがっていたティーナは小さな身体を使った全身での奉仕で何回も出されてしまった。
すっかり搾り取られた俺はお風呂上がりにぐったりとソファに横になり、そんな俺をティーナに任せてシルクは夕食を作りに向かってしまう。
「ミコト、大丈夫?」
「ああ、うん。少し休めば問題ないよ。」
胸元に降り立ったティーナが俺の顔を覗き込みながら聞いて来た。
ティーナが使う用のスキルオーブや贈与石がそういえばあったな、と思い出した。お風呂場に向かう前に使っていれば130センチくらいの身長になったティーナから奉仕を受けていただろう。
それにスキルオーブや贈与石だけではなくマイルーム拡張券を使うのも忘れていたが、マイルーム拡張券を使うのは夕食の後にして、今はティーナにスキルオーブと贈与石を使って貰わないとな。
ティーナに贈与石から使って貰う。これまでの探索で手に入れた贈与石の数は3つ。これで300ポイント分のボーナスポイントをティーナは手に入れた。
使い道としては最初は能力値をティーナには上げて貰おう。
「とりあえずティーナ。次はこれを使ってくれ。」
「これは、スキルオーブだっけ?良いの?」
「うん。巨大化のスキルオーブだから、ティーナが使うのが良いよ。」
「大きくなれるんだ。ありがとう、ミコト!!」
ティーナの身体からしたらかなり大きなサイズになるスキルオーブをティーナは使用する。
光に変わったスキルオーブの光がティーナの身体の中に入っていく。
「覚えたみたい!!使ってみるね!!」
「あ、まっ。」
ティーナは俺が止める前に覚えたばかりの巨大化のスキルを俺の膝の上に乗った状態で使用した。
大きくなったティーナが俺の膝の上に座る感じで目の前に現れる。
13センチくらいの身長だったティーナの今の身長は130センチくらいだ。俺の今の身長と比べて15センチくらいしか変わらない。
巨大化して重くはなったが、それでも軽い体重のティーナを膝の上に乗せてお互いに見つめ合う形になっている。
お互いに目と目を合わせて座り合っている状況に空気は静まり返り、音はシルクの調理をしている音がキッチンから聞こえるくらいだ。
俺の視界にはティーナの唇も映る。キスしたのはティーナの契約をした時だけだ。そんな事を思っていると、ティーナから俺の方に向かって顔を近付けてくる。
「ミコト……。」
「ティーナ……。」
俺とティーナはお互いに見つめ合いながらお互いの唇を合わせる。
ただただお互いの唇を触れ合わせるだけのキスを済ませると、ティーナの頬が赤く染まる。俺の頬も赤くなっているだろう。
既にお風呂場でこれ以上のことをティーナからされているが、それでもあの場の雰囲気で流された感じだが、今はそんな事はなく自分たちの意思だからか気恥ずかしくなる。
「えへへ。は、恥ずかしいね。」
「そ、そうだな。」
これがシルクだったら、もっとねっとりとしたキスをされて、そのままなし崩し的にやる事になっていただろう。
だが、ティーナの場合はお互いに初々しい感じになってしまう。でも、そんなティーナはお風呂場のことを思うと、なかなかエッチなことに興味津々な様子でもある。
これからの夜もシルクに連れられてと言った形になるだろうが、ティーナとももっと挿入する様なエッチなことをする事になるだろう。
そんな事を思いながら巨大化の効果が収まるまでの間、俺はティーナを膝の上に乗せながら時折りキスをしてながら夕食まで過ごすことになった。
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