9.死姦を実感
目の前にミルクが寝ていた。どうやら、部屋で暴れ回ったことにより疲れたようだ。気を失ったように後ろに倒れて寝た。
どこかで働いている夢を見ているのだろうか? 時々、「んーライン作業きつい……」などと寝言を発している。
僕はミルクの服を脱がした。着痩せするタイプなのかもしれない。衣服を着用しているときには思わなかったが、たわわが巨大だ。僕は乳首を舌でなぞった。時々、びくんと体を揺らすのがそそる。
僕はミルクをレイプしてやろうと思った。男の大事な象徴であるちんちんを切り落としたんだ。事故だったとしても、許さない。
ただし、僕にはいちもつがない。乾いたまんこにちんこをぶちこんでめちゃくちゃにしたい気分だが、それができない。股からは血がトバトバでている状態だ。
——だから、僕はバナナでレイプすることにした。
リビングに移動すると、冷蔵庫を開けた。そこには、緑色のバナナが置いてあった。まだ熟していないものだ。
それを手に取ると、部屋に戻る。一度、深呼吸をした。
ゆっくりとミルクのおまんまんの割れ目にバナナを挿入する。皮を剥かずに入れたことを後悔した。バナナとはいえ、真性包茎のまま挿入するのはよくなかったかもしれない。
——金玉が揺れる。
バナナを挿入すると、ミルクの体が青白く光った。思わずミルクの口にゲロを吐く。酸っぱい臭いが辺りに広がった。
すると。
——ミルクのお腹にURLが表示された。
ゲロを口に入れたからなのか? それとも、熟していないバナナを入れたからだろうか?
わからないが、僕はそのURLの上に射精した。もちろん、ちんちんはついていない。だから、代わりに真っ白の唾を吐き、それを射精とカウントすることにした。
ところで、ミルクの寝言はうるさかった。なので、僕はしばらくそれに反応することにした。その一部始終がこちらだ。
「……うるさい」と、ミルク。
「うるさくもするだろ。窓割るなよ」と、僕。
「……ドライヤーうるさい」
「かけてないよ」
「……チワワのおまんこって大きい?」
「知らないし興味ない」
「……宇宙飛行士になって原宿に行きたい」
「いや、宇宙に行けよ」
「……大好きだよ」
「——僕は嫌いだよ」
「……じゃあ、嫌い」
「ぶっ飛ばしていい?」
僕はミルクの隣に仰向けになった。まるで、カップルみたいだ。もしかしたら、案外上手くやっていけるのかもしれない。
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