第9話 フォーエバーレター

50年後の未来の地球のお話。人類はみんな願いを叶えて消えいった。いや、人類だけじゃない。動物さえも、けど何かの気まぐれで地球は滅びなかった。更に50年後、地球は太陽によって焼き払われた。


———そこから二万光年。何故か苦しみながら地球と似た星で生きる人が増えた。そこから生まれゆくものはいない。ただ老いも若いも己の願いを叶えて消えゆくだけだ。


そうだ。進化と衰退は表裏一体。人類が増え続けても殺し合いが活発になり、増えるだけだ。なら、未来を変えるために地盤を整えた方がいいのでは。願いは、まだ、叶える刻ではない。


刻む、刻む、ピ、ぴっ、ポーン。


そう全ては新世紀を迎えるために

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