第二章終わりまで

 生えてくる。


 なんか、色々、生えてくる。


 まず善人、新登場なキャラが軒並み良い人、初めは王子様が裏で手でも回してるのかと思ったけれど、そんなことはなかった。


 一瞬だけ意地悪令嬢みたいなの出てきたけど秒で消えた。


 最後の方にやーっと話を動かしそうな悪役っぽいの出てきたけれど、扱いからしてすぐ消える予感。


 それと設定も生えてくる。


 この世界特有の災害だとか、魔法だとか、急に出てきて急に消費して急に消える。こういうのって伏線で引きずるものかと思ってたらそうでもないのかなぁと。呪文詠唱すんごい適当だし、それこそ日常会話の間にうっかり口走りそうなぐらい普通で、考えてないんだろうなぁ、と。


 それとこれは前回と同様、描写が簡単な話ですが、この際『缶詰め』はいいんですよまだ、シャワーとかベイクドポテトとか普通にある世界だから。


 これは私が無知なだけかも知れませんが、普通の方は『モダンな街並み』とか『エキゾチックな雰囲気』とか前後文脈なしにいきなりぶっ込まれてもある程度理解できるものなのですか?


 なんかここまで描写投げちゃっていいってのは、ひょっとすると私が多すぎて異端、邪魔だったのかなーと。


 よくわからない。


 ストーリーも、古い上に疎いからアレなのですが、恋愛もののオチって告白ではないのですか?


 ヒロインが「はい」と答えた後にまだもう一章残ってて、マジで何すんの?


 総合すると今までの常識が覆されて、正しいと思ってやってきてきたことが悉く否定されている気分です。


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