たまたま拾った剣、それは世界を揺るがす最強の剣

@konotti

プロローグ おとぎ話

『これは、今から数千年前にあった本当の話。

その勇者は剣・魔法どちらにしても世界一にすぐれるものであった。

剣では数万の技を持っていて、剣聖の称号を持つものも、その者だけにはかなわなかった。

一方、魔法では全属性扱え、それぞれレベルも10MAXで、賢者の魔力量を上回っていた。

その最強の勇者は魔物や、魔族を束ねる王、魔王に挑んだ。

その勇者の力にしても魔物や魔族の多数、そして魔王には決め手となる攻撃は決めれなかった。

そして勇者は、最終手段の魔王の封印をを行った。

魔族や、魔物も全滅とまではいかなかったが、7割程、勇者によって滅ぼされ、今ではそれ達が劣化し、モンスターとなった。

一方、魔王を封印した勇者は、その対価として勇者自身も魔王と封印されることとなった。

そして、両者はある剣へと封印された。

その剣の名は、”グランティス”。

今もどこかに眠っている。』

これは、この世界の者なら誰でも知っている有名な話の一つ。

その剣を探そうと冒険者、貴族、さらには王まで一丸となって探したが、

世界中どこにもなかったという。

そのためこの剣には”伝説の剣レジェンドソード”と共にもう一つの名がつけられた。

その名も”架空の剣イマジナリーソード”。

本当におとぎ話らしい名前であった。

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