異世界に転生したと思ったらバリバリ日本でした。

酒蔵覇流

1話 プロローグ

 俺の名前は凡人たかし、なんとも凡人そうな名前である。


そしてその名の通り才能も無ければ容姿が優れている訳でもない凡人だ。


親は交通事故で二人とも死んでしまった。いい親かと言われればそうではないだろう、暴力や罵詈雑言などは当たり前でむしろ毒親と言ってもいいレベルだ。そんな親、好きなんてこともなく交通事故で死んだと聞いた時、悲しいなんて感情よりも先に嬉しいという感情が湧き出たのがいい証拠だろう。


遺産もあるにはあるが自分たちのことしか考えていなかったのだろう量は多くはなかった、なのでバイトもしながらいつも通りの日常を過ごしていたある日コンビニに弁当を買いに行き、買い物から帰っていた途中,

「おい、あのトラックスピード落としてなくないか?」

「居眠り運転か?」

 など会話しているのが聞こえた。


 そしてそのトラックが走っている横断歩道を渡ろうとしている女の子を見て俺は考えることもなくその子の元に向かい走った。

「危ない!!」

 そのまま女の子を突き飛ばして俺も避けなければと思っていたら、一瞬で意識を失ってしまった。





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