ハード戦争 その1
楽園
第1話 任天堂の開発
最近、ファミコンから始まるゲームハード戦争の動画がYouTubeに上がっているが間違ってるものも少なくないため、書いてみます。
古くはカセットビジョンなどゲームハードはありますが、ここではあくまでファミコンから見ていきます。
当時任天堂はゲームウォッチの成功によりトランプメーカーからゲーム制作に大きく舵を切っていました。そして任天堂は当時のメインCPUだったインテルのZ80Aを用いたゲームハードを作成しようと思います。
色々なCPU供給先を探してる中で当時大規模工場を作っていたリコーと思惑が一致します。ただ、当時リコーが供給しようとしていたのはインテルのZ80Aではなく、モトローラー社の6502でした。ゲームハードを知ってる人には68,000の前進と言えばわかりますかね。
当時任天堂の宮本さんらは、アーケードからの移植が容易なZ80Aでの供給を頼みますが、6502であれば、かなり安くCPUの供給ができると知り、渋々承知します。
ただ、当時の任天堂にはOSの作製のノウハウもなく、当時時の人であった竹中兄弟、のちのハドソンにOSの開発をお願いします。
結果的には6502だったため、対抗メーカーのどの会社よりも高性能で価格も14800円と言う驚きの価格で発売でき、本体は作れば売れると言うほどの恐ろしい供給不足になります。
その後にハドソンからサードパーティの打診があり、サードパーティ料金を決めてなかったためかなり安くハドソンは開発でき、これを元にナムコなどセカンドパーティが有利に開発ができる土壌ができたと言われてます。
この後、ハドソンとナムコが任天堂と揉め、ハドソンの持ち込みハードであるPCエンジンがNECで開発されるようになると、任天堂のグラフィックはむしろ地味と思われるようになりますが。
実はPCエンジンは6502のクロック周波数が非常に低かったことに目をつけ、高クロックであれば16ビットハードにも遜色のないゲーム機開発ができるとNECを動かしてハードを開発させたのです。
そう言う意味ではPCエンジンは真のファミコンの後継機と言っても良いかと思われます。
実は次回作を八話作成ずみです。ちょっとまとめて作成して出そうと考えてます。
これは暇つぶしです。、
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