その12

王様は自分の常識が全て使えずに困っていた。

食事も、衣服も、政も、すべて違って、国の専門家たちもお手上げ状態。

今日は娘と隣国の王子の結婚式。

「やり方はあっているのだろうか…」

この結婚式、なにが何でも成功をして、自国を強化したい。

なにせ、妖精の祝福で100年時が止まっていたのだから。


怖くない怖い話 『眠り姫』

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