わたしの存在と現在
リオね
これから話すわたしについて
赤い涙が流れた。
泣きたくもない、なんにも感じない。
でも、赤い涙が流れ続ける。
その少女は、自分が分からなくなっていた。
周りに合わせることで生きていた。
周囲に合わせることが自分の存在価値だとさえ思っていた。
少女ひび苦しんでいた。
「わからない」「消えたい」
そんな言葉ばかり口にしていた。
生きたい。消えたい。
人の役に立ちたい、
ただ中途半端な自分が嫌い。
そんな少女のお話。
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