天使さんと悪魔さん!
正徳タコ
第1話 堕天回避
天使なんてものは実はたくさんいて、大天使と呼ばれているのは結構昔の話。歴史をたどれば、過去の人間の方が偉大な人が多いのではと思ってしまうのと同じ。
だからてきとうに寝て起きてを
「二九三番。早急に
天の声が
「
「何もやってない」
「何もやってない、をやったってわけか」
二九三番はぼやけた視界に目を
この時まではただいつものように
「……へ?」
「もう一度言う。地上に降りて天使としての
これは
しかし神も
「七つの大罪のうち三つも犯し続けている。これは重罪だ」
「たった三つだけで!?
これが最後の言葉だった。
二九三番は天使のいない地上で唯一の天使に。番号ではなく、そう人間を名前でなく『人間』と呼ぶように、『天使』と呼ばれる生活が始まるのだ。
「……っていや、地上の生き物に天使は見えないはずなんだけど!?」
少なくとも地上よりも格上である天界に住む天使は、どうやって生きて行こう。
天使は天界から突き落とされ、それが
天使三百歳、突然ピンチです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます