よしこの話し

ムライヨシコ

第1話ざっくりした紹介とカラスの話し

私、よしこ。40歳。ど田舎生まれ、ど田舎育ちだ。結婚を機に更にど田舎に嫁いだ。

子供は小学生が4人居る。

私の住処は目と鼻の先に海があり、漁が盛んな町だ。

朝からスズメ、カラス、うぐいすにウミネコと様々な鳥が私を起こしてくれる。うるさい。

朝のルーティンはまず、熱々のカフェオレを飲む事から始まる。顔を洗い録画を見ながら美容タイムに移る。それが終わったら外に出て一服タイム。子供が居るので家の中では一服ができない。旦那もタバコは吸うがもちろん外だ。


ある日の事だ。


私が外で一服をしていると、

「ゴホッ!…ウッウン!…ゴッ…」

と割と近くで誰かの咳ばらいが聞こえるのだ。

まわりをキョロキョロ見渡しても誰も居ない。そしてまた…

「ゴッ!ぅ…ウン…」

という咳ばらいが聞こえる。


居た。


私は衝撃を受けた。それは電線に止まっていたカラスだったのである。

こんなに人間みたいな咳ばらいをするカラスに皆さんは出会った事があれだろうか?私はしばらく咳ばらいカラスから目が離せなかった。こんな貴重なカラスを見たことでとても得をした気分だった。


これを読んでる皆さんに是非お聞かせしたい。


と、まぁ、こんなフワッとした話しをこれからは載せていきたい。


「ゴホッ」

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