第4話ジャンヌ・ダルク

15世紀、まあ色々ありましてフランスとイギリスの百年戦争が始まる。

シャルル7世のとき、フランスの王国は崩壊寸前だった。

そこで、立ち上がったのは神のお告げがあったと、農民の娘ジャンヌ・ダルクが出現した。その歳、16。

オルレアンの包囲網を破りイギリス軍を大敗させた。

結句は、フランスは勢いを増し、戦争はフランスからイギリス軍を追い払い勝利となった。

それからが、ジャンヌ・ダルクの悲劇がはじまる。

力を持つジャンヌ・ダルクをシャルル7世は鬱陶しくなった。

イギリスに引き渡せと言われ、すんなり身柄を渡したのだ。

イギリスにとっては、ジャンヌ・ダルクには煮え湯を飲まされた。


異端裁判が行われる。

「あなたは、神のお告げがあったというのは、夢ではありませんか?」

などと、嫌らしいことこの上ない。

結局、ジャンヌ・ダルクは異端者と言う事で19歳で火刑で死んだ。

フランス勝利の立役者が火刑。

酷い人生でした。

しかし、ジャンヌ・ダルクの活躍はこの日本でも知って無い人は少ないくらい有名な少女。

歴史は誰がキーマンになるか分からない。

悲しい話しでした。

後談。

1900年代にジャンヌ・ダルクはやっぱり異端者では無かったと判断され、フランスの守護聖人の1人として今も、人々を見守っています。

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